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9月10日 日本のキャビアの日

日本のキャビアの日
引用元:ジャパンキャビア株式会社

 9月10日は日本のキャビアの日。記念日を通して、日本のキャビアの美味しさやさまざまな食べ方をより多くの人に知ってもらい、その可能性を日本中に広げることが目的。

 本格熟成国産キャビアメーカーのリーディングカンパニーである宮崎県宮崎市のジャパンキャビア株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、特許が出願された日(1993年9月10日)にちなんで、9月10日とした。

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 キャビアは、チョウザメの卵を塩漬けにして作られる高級食材で、世界中で珍重されています。その起源は古く、ロシアやイランなどで伝統的に生産されてきました。キャビアの風味は、チョウザメの種類や養殖環境、熟成方法によって異なり、食通たちにとっては一粒一粒の微妙な味わいが魅力です。

 キャビアにはいくつかの種類があり、最も有名なのはベルーガ、オシェトラ、セヴルーガの三つです。ベルーガは大粒でクリーミーな味わいが特徴、オシェトラはナッツのような風味があり、セヴルーガは小粒でしっかりとした塩味があります。これらのキャビアは、それぞれ異なる食感と風味を楽しむことができます。

 日本でもキャビアの生産が行われており、特に注目されているのが宮崎県のジャパンキャビア株式会社が提供する「宮崎キャビア1983」です。このブランドは、1983年にロシアから寄贈されたベステルチョウザメの導入に始まり、宮崎の清らかな水と独自の養殖技術を駆使して高品質なキャビアを生産しています。

 ジャパンキャビアの製造プロセスは非常に精密で、卵の採取から熟成まで一貫して手作業で行われます。特別にブレンドされた岩塩を使い、保存料や添加物を一切使用しないことで、キャビア本来の味を最大限に引き出しています。熟成期間中はIoT技術を駆使して温度や湿度を厳密に管理し、最適なタイミングで製品化されます。

 ジャパンキャビアは、その品質の高さから国内外で多くの賞を受賞しており、特にG7伊勢志摩サミットでは訪日VIPへの提供も行われました。今では、ニューヨークやラスベガス、香港など海外の市場でも評価され、日本を代表するキャビアブランドとしての地位を確立しています。

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