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12月10日の誕生花 シャコバサボテン

12月10日の誕生花 シャコバサボテン
ウィキペディアより

 シャコバサボテンは、その名の通りシャコのように扁平な茎節を持つ美しいサボテンです。原産国のブラジルでは森林の樹上に自生しています。リオ・デ・ジャネイロ付近が主な生息地で、その美しい姿から多くの園芸品種が生み出され、その花色は赤、ピンク、白、黄色と多彩です。特に冬季に美しい花を咲かせるため、「クリスマスカクタス」の愛称でも親しまれています。しかし、植物としては乾燥に強く、水捌けと強い陽射しを好むというサボテンらしい特性も持っています。

花言葉

 シャコバサボテンの花言葉は「秘めた愛」です。これは、見た目の派手さとは裏腹に、高木の枝間にひっそりと咲くシャコバサボテンの性質から来ています。その美しい花は、目立つことなく控えめに咲くことから、「秘めた愛」の花言葉が付けられました。また、これは内面の美しさや、控えめながらも強い愛情を表現するのに適した花言葉とも言えます。

メッセージ

 シャコバサボテンを贈るときのメッセージは、「私の愛は変わらずあなたに向けられています」や「控えめだけど、私の感情は強くあなたを思っています」など、内に秘めた愛情を伝える際に適しています。

名称

 シャコバサボテンという名前は、形状が海底に生息するシャコに似ていることからつけられました。学名はSchlumbergera truncataで、シュルンベルゲラ属に属しています。また、クリスマス時期に美しい花を咲かせることから、英語では「Christmas Cactus」と呼ばれています。

その他

 シャコバサボテンは繁殖力が強く、茎の切れ端から新しい植物を育てることが可能です。そのため、自宅での栽培も容易で、美しい花を楽しむことができます。しかし、蕾が未成熟のときに移動させると落蕾(花蕾が落ちてしまう現象)しやすいという特性もあります。そのため、栽培する際には注意が必要です。

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