12月27日の誕生花 エピデンドラム
エピデンドラム（学名：Epidendrum radicans）は、中南米原産のラン科の植物で、その生態や生育環境から「樹上のラン」という名前がつけられています。カトレアと同じラン科に属し、非常に華麗で色彩豊かな小花を咲かせるのが特徴です。花色は原種ではオレンジ色が主流でしたが、品種改良により現在では赤、黄色、ピンク、白など多彩な色のものが存在します。樹上に生育することからその名が付けられ、多肉質の葉は一列に互生し、その見た目は多肉植物を思わせます。
花言葉
エピデンドラムの花言葉は「永遠の愛」です。この花言葉はエピデンドラムの美しい姿と長く持続する花の特性から来ています。常に新たな花茎を生じ、長い期間にわたって美しい花を咲かせ続けるその姿が、揺るぎない愛情を象徴しているとされています。
メッセージ
エピデンドラムを贈るときのメッセージは、「私の愛は永遠に変わらない」という想いを表現します。その鮮やかで持続性のある花は、強い絆や深い愛情の象徴とされています。特に恋人や配偶者への愛の誓いを表すのに適していると言えます。
名称
エピデンドラムは、ギリシャ語の "epi"（上に）と "dendrum"（樹）を組み合わせた言葉から来ています。これはエピデンドラムが自然状態では樹上に生育する着生植物であることに由来しています。日本では「エピ」や「ラン」などとも呼ばれています。
その他
エピデンドラムは耐寒性がないため、日本の冬季には室内で管理することが一般的です。しかし、明るい場所を好むため、日照の良い場所での育てることが推奨されます。また、エピデンドラムは湿度を好むため、乾燥には注意が必要です。夏場は特に湿度を確保するために、水やりをしっかりと行うことが重要です。また、強い生育力があるため、栽培が比較的容易なラン科の植物としても知られています。
