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11月2日の誕生花 ルピナス

11月2日の誕生花 ルピナス
ウィキペディアより

 ルピナスは、マメ科ルピヌス属の植物で、一部の種は一年草、多くは多年草として知られています。原産地は南ヨーロッパで、そこから世界中に広がっています。その姿は「ノボリフジ」や「昇藤」といった名前でも知られ、長い茎の先にたくさんの小花をつけ、その形状がフジの花を上向きにしたように見えるため、その名前がつけられました。また、ルピナスの葉は、掌状に広がる形状をしており、その形からハウチワマメ属(葉団扇豆属)とも呼ばれます。その見た目の美しさから、庭や公園でよく見かける観賞植物として人気があります。しかし、一方で、種子にはアルカロイドという毒性物質を含んでいます。

花言葉

 ルピナスの花言葉は「想像力」です。これはルピナスの美しい見た目と、それが咲き誇る様子が観察者の想像力を刺激することから生まれたと考えられています。また、ルピナス自体がたくさんの異なる形や色を持つことから、それぞれの花が持つ可能性を想像することを象徴しています。

メッセージ

 ルピナスの花を贈るときのメッセージとしては、「あなたの想像力が広がり、新しい可能性を見つけることを願っています」といったものが適しているでしょう。その美しさと多様性が、贈られた人の創造性や想像力を喚起し、未来への新たな可能性を示すことでしょう。

名称

 ルピナスの名称は、ラテン語の「lupus」(狼)から来ています。その理由は、ルピナスが肥料として使われることが多いため、その強い吸肥力を、貪欲に獲物を食らう狼に例えたからだと考えられています。また、日本名の「ノボリフジ」は、ルピナスの特徴的な花の咲き方が、フジの花を上向きにしたように見えることから名付けられました。

その他

 ルピナスは、その見た目の美しさだけでなく、その特性を活かした様々な利用方法も見つけられています。例えば、その強い吸肥力から肥料としての利用や、その毒性から漢方薬としての利用など、人間の生活に寄り添う形で利用されています。また、耐寒性が強いことから、寒冷地では宿根草として栽培され、毎年美しい花を咲かせます。

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