12月6日の誕生花 サンタンカ
サンタンカ（山丹花、学名：Ixora chinensis）は、中国南部〜マレーシア原産で、アカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木で、別名サンダンカ（三段花）や、Chinese ixora（チャイニーズ・イクソラ）、イクソラ・キネンシス又はイクソラ・シネンシス（Ixora chinensis）とも呼ばれます。照りの強い濃緑の葉と、鮮やかな赤やオレンジの小花を房状につける姿が熱帯の花木らしいエキゾチックな印象を持ちます。
花言葉
サンタンカの花言葉は「熱烈な愛」です。この花言葉は、赤やオレンジといった情熱的な色調の花と、熱帯の原産地からインスピレーションを受けてつけられました。また、花が集まって一つのまとまった形を成すその特徴から、「絆」や「団結」を表す花とも言われます。
メッセージ
サンタンカを贈るときのメッセージとしては、「私の熱情を受け取ってください」や「私たちの絆がいつまでも続くことを願って」など、熱烈な愛や団結の願いを込めて表現することができます。
名称
サンタンカという名称は、その原産地である中国の山丹（山田ん）地方から取られています。一方で、サンダンカという別名は、花が三段に重なって咲く様子を表しています。それぞれ、この花の特徴的な性質や見た目を表す名前となっています。
その他
サンタンカは半日陰に強く、やや湿った環境でも育つので、室内鉢花や半日陰の夏花壇にも用いられるようになりました。ただし、強い日ざしのある場所では葉焼けしてしまうことがありますので注意が必要です。
文化
サンタンカは熱帯地域で広く親しまれており、特に沖縄では一般的な庭木として用いられています。また、この花はその美しさから風水の観点でも好まれ、中国では家の中や庭に植えられることが多いです。赤やオレンジといった鮮やかな色合いは、家庭に活気やエネルギーをもたらすとされています。
