12月12日の誕生花 クリスマスブッシュ
クリスマスブッシュ(学名:Ceratopetalum gummiferum、英名:New South Wales Christmas Bush)は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州原産で、クノニア科ケラトペタルム属の常緑中高木です。その半円形からピラミッド型へと変わる樹形や、春から夏にかけての白い五弁花の美しさから、多くの人々に親しまれています。特筆すべきは、花が終わると萼が肥大化し、その色が鮮やかなピンクから赤に変わること。この特性が、名前の由来となっており、クリスマスの時期に赤く染まることから、「クリスマスブッシュ」と呼ばれています。
花言葉
クリスマスブッシュの花言葉は「祝福のクリスマス」です。この花言葉は、赤く色づいた萼がクリスマスシーズンに人々の目を楽しませ、祝福の気持ちを伝えることから生まれました。
メッセージ
クリスマスブッシュを贈る際のメッセージとしては、「この祝福の季節、あなたに幸せが溢れますように」という思いを込めることが適しています。その特異な生態から、喜びと祝福の気持ちを表すのに最適な植物とされています。
名称
クリスマスブッシュの学名、Ceratopetalum gummiferumは、ギリシャ語の 'keras'(角)、'petalon'(花びら)、'gummi'(ゴム)、'fero'(運ぶ)から派生しており、その名が花の形状と、萼が赤く色づく様子を表しています。また、英名の'New South Wales Christmas Bush'は、原産地とその目立つ特徴を表しています。
文化
オーストラリアでは、クリスマスブッシュはクリスマスシーズンの象徴的な植物とされています。その鮮やかな赤色がクリスマスの雰囲気を盛り上げ、家庭の飾り付けや公共の装飾に使われることが多いです。この植物が彩りを添えることで、オーストラリアのクリスマスは一層暖かく、華やかなものとなります。