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10月12日の誕生花 ゼラニウム

10月12日の誕生花 ゼラニウム
ウィキペディアより

 ゼラニウムは、南アフリカ原産のフウロソウ科ペラルゴニウム属の植物で、四季咲きで丈夫な非耐寒性の常緑多年草です。ハート形の葉に鋸歯があり、その葉からは虫が嫌う特有の臭いを発します。花色は豊富で、赤、ピンク、白、橙、青紫など多彩です。手入れが簡単で長く咲き続けるため、世界各国のホテルや店舗、家庭の窓辺やベランダなどで広く親しまれています。一重咲きから八重咲きまであり、その花の形状は、星形やカップ状の小花がボール状に集まって咲き、枝先から花茎を伸ばし、手まり状になることからよく目立ちます。

花言葉

 ゼラニウムの花言葉は、「尊敬」です。この花言葉は、ゼラニウムが四季を問わずに勇ましく咲き続けるその姿から、どんな状況でも変わらずにいられる人への尊敬の念を表現しています。繁栄を絶やさず、季節を超えて美しい花を咲かせるゼラニウムは、その力強さと美しさから尊敬の象徴とされています。

メッセージ

 ゼラニウムを贈るときのメッセージは、「あなたを尊敬しています」や、「あなたの強さに感銘を受けています」という感じが適しています。それは花言葉「尊敬」からも連想され、四季を通じて花を咲かせ続けるその力強さと美しさが、尊敬する相手への感謝の気持ちを象徴します。

名称

 ゼラニウムの名称は、果実の形がコウノトリの嘴に似ていることから、その学名 "Pelargonium"は「pelargos(コウノトリ)」を意味します。また、"Geranium"という古名も同様に「geranos(鶴)」に由来し、果実の形が鶴の嘴に似ていることから名付けられました。種小名の「hortorum」は、「(庭園)」という意味で、庭園に適した植物であることを示しています。

その他

 ゼラニウムは、耐乾性があり、過湿には弱いという特性を持つとともに、葉に白や黄色の斑が入る品種や、モミジに似た葉をもつ品種も存在し、コンテナやガーデンで彩りを添えます。また、多肉質の茎があり、直立性で大きく育つため、見栄えが良いです。これらの特徴から、早春から初冬まで長期間楽しむことができます。

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