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12月22日の誕生花 ポインセチア

12月22日の誕生花 ポインセチア
ウィキペディアより

 ポインセチアは、原産地であるメキシコの冬季に花を咲かせることから、西洋ではクリスマスの象徴として親しまれています。大きく広がる赤やピンク、白など色とりどりの苞(ほう)が、本当の花であると誤解されることも多いですが、これらは花を守るための装飾的な葉で、真の花はそれらの中心にある小さな黄色い部分です。昼夜の長さが影響する短日植物であり、日が短くなると花芽ができます。そのため、人工的に日照時間を短くすることで、早くから色づかせて観賞することも可能です。

花言葉

 ポインセチアの花言葉は、「祝福の愛」です。クリスマスシーズンに色づくことから、祝いの時期に贈られることが多いこの植物は、その美しい姿から、愛と祝福のメッセージを象徴します。特に赤いポインセチアは、情熱的な愛を象徴し、クリスマスの祝い事に対する暖かい感情を表現するのに適しています。

メッセージ

 ポインセチアを贈る際のメッセージは、「あなたと過ごす祝福の時間を大切にしたい」となります。クリスマスや特別な日に送ることで、共に過ごす時間の価値を伝え、愛する人への祝福の気持ちを示すことができます。

名称

 ポインセチアの学名Euphorbia pulcherrimaは、「最も美しいユーフォルビア(トウダイグサ属)」を意味します。これはその美しさを称えるものであり、特にクリスマスシーズンに見ることができるその鮮やかな色彩が、この名前の由来となっています。また、この植物の通名「ポインセチア」は、メキシコ在住時にこの美しい植物をアメリカに紹介したアメリカ合衆国の政治家、ジョエル・R・ポインセットから取られています。

その他

 ポインセチアの葉や茎から出る乳白色の液体は、トウダイグサ科の植物に共通する特徴で、この液体には皮膚を刺激する成分が含まれています。したがって、剪定などで触れる可能性がある場合は手袋を着用するなどの注意が必要です。また、寒さに弱いため、冬季の管理には注意が必要で、屋内での温度管理が推奨されます。

文化

 西洋文化では、クリスマスシーズンには必ずと言っていいほどポインセチアが登場します。その赤い葉はクリスマスの装飾として非常に人気があり、特にアメリカでは12月12日は「ポインセチアの日」とされています。この日は、ポインセチアを紹介したジョエル・R・ポインセットの命日でもあります。

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