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~今日は何の日?~

12月4日 かぶちゃんのケフィールの日

 12月4日はかぶちゃんのケフィールの日。ケフィールについての知識を多くの人々に広げていくために、市田柿などの生産、加工、販売を行うかぶちゃん農園株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、人体に良い乳酸菌群との意味を込めて、ひと(12)(4)い」の語呂合わせから、12月4日とした。

ケフィールとは

 ケフィールは数種類の乳酸菌と酵母の複合発酵により生成される乳飲料で、人体の様々な消化器系に働きかける。日本ではよく「ヨーグルトきのこ」「ケフィア」などと呼ばれている。ケフィア粒という種菌を牛やヤギ、羊の乳に植えることで作られる。

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 ケフィール、またはケフィアは、カフカース地方に起源を持つ伝統的な発酵乳飲料です。この飲料は、牛乳や山羊乳を主に使用し、特有の「ケフィア粒」と呼ばれる酵母と乳酸菌の複合体によって発酵されます。ケフィア粒は、見た目が花椰菜のような白い粒状で、これによって乳が発酵されてケフィールが作られます。

 ケフィールの大きな特徴は、その複雑な微生物群にあります。乳酸菌と酵母が共存し、この両方の働きによって独特の酸味とわずかなアルコール分、炭酸ガスが生成されます。このため、ケフィールはわずかにシュワシュワとした飲み口があり、さわやかな口当たりを楽しむことができます。

 健康面での利点も多く、ケフィールは消化を助け、腸内環境を整える効果があるとされています。また、抗生物質を服用している際の善玉菌の減少を抑える手助けをするとも言われています。ケフィールに含まれるビタミンとミネラルは免疫システムを強化し、全体的な健康を促進すると考えられています。

 ケフィールは世界中で消費されるようになり、それぞれの地域で異なる呼称やバリエーションで楽しまれています。カフカース地方の伝統的な飲料から始まり、今では国際的な健康飲料として、その名を知られるようになりました。日々の飲用によって、その健康効果や独特の風味を楽しむ人々が増え続けています。