カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

12月16日の誕生花 キク

12月16日の誕生花 キク
ウィキペディアより

 キク(菊)はキク科キク属の植物で、その花の美しさから、春の桜と並ぶ日本を代表する花とされています。花色は豊富で、ピンクや赤、白、黄、橙、複色など、目を楽しませてくれます。また、花の大きさも種類によって異なり、大菊、中菊、小菊と呼ばれるものがあります。これらの違いは花径で分けられており、大菊は花径18cm以上、小菊は9cm以下、中菊はそれらの中間とされています。原種は中国産で、古い時代に日本に渡来し、その後、日本独自の技術と美意識によって様々な園芸品種が生み出されてきました。

花言葉

 キクの花言葉は「高貴」「誠実」などがありますが、一つに絞るなら「高貴」が適切でしょう。これはキクが昔から皇室や貴族と関わりが深く、また、その美しさと品位から「高貴」という花言葉がつけられたと言われています。

メッセージ

 キクを贈るときのメッセージとしては、「あなたの高貴な心に敬意を表して」などが考えられます。その美しさと品格から、敬意や尊敬の意を込めて贈られることが多いです。

名称

 キクは学名で「Chrysanthemum morifolium」、和名で「菊」と呼ばれています。キクの名は、ギリシャ語の「chrysos」(黄金)と「anthemon」(花)から来ており、「黄金の花」を意味します。これは、キクの原種が黄色だったことに由来します。

文化

 キクは日本の文化に深く根ざしています。特に、毎年秋に開かれる「菊の節句」や「菊人形」など、キクを用いた様々な行事が行われています。また、キクの紋章は「菊の御紋」や「菊花紋章」として皇室の象徴ともなっており、キクの形や模様は日本の伝統工芸品にも多く見られます。

12月の誕生花

一覧リンク

誕生石一覧

誕生花一覧