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12月5日の誕生花 ヒイラギ

12月5日の誕生花 ヒイラギ
ウィキペディアより

 ヒイラギ(柊)は、モクセイ科モクセイ属の常緑広葉小高木で、別名ホーリー・オリーブ(Holly olive)とも呼ばれます。4-8メートルの樹高を持つことが一般的で、丈夫で刈り込みに強い性質があります。その特徴的な葉は濃緑色で、長さ4-7センチメートルの楕円形から卵状長楕円形をしており、鋭い棘が葉縁にあります。花期は10月中旬から12月中旬で、葉腋から散形花序を伸ばし、直径約5ミリメートルの香り高い白花を咲かせます。その香りはキンモクセイに似ています。

花言葉

 ヒイラギの花言葉は「魔除け」です。この花言葉は、ヒイラギの棘が鋭いことから邪気や悪を払うとされ、また、節分に鬼を祓うために用いられることから由来します。さらに、ヒイラギは冬でも美しい緑色を保つことから、生命力の強さと忍耐力を象徴し、その姿から「絶えず美しくあること」の象徴ともされます。

メッセージ

 ヒイラギを贈るときのメッセージは、「あなたを守ります」や、「邪気からあなたを守る」など、受け取る人を保護するという意味が込められます。ヒイラギの強い生命力と忍耐力、そして魔除けの象徴から、あなたがその人を守る意志が強いことを伝えることができます。

名称

 和名のヒイラギは、葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、痛いという意味を表す日本語の古語動詞である「疼(ひひら)く・疼(ひいら)ぐ」の連用形・「疼(ひひら)き・疼(ひいら)ぎ」をもって名詞としたことによります。

文化

 日本の伝統的な文化では、ヒイラギは魔除けの力があるとされ、節分にはヒイラギにイワシ等の小魚を刺して玄関に飾る習慣があります。また、鬼門にヒイラギ、裏鬼門にナンテンを植える風習も存在します。これらの風習は、ヒイラギの葉の棘が邪気や悪を払う力があるという信仰から来ています。

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