1月15日 「適サシ肉」の日
1月15日は「適サシ肉」の日。六代目当主の住吉史彦氏が自店で過剰な霜降肉を使うことを止め、適度な霜降の入った肉「適サシ肉」だけを使うと宣言。「適サシ肉」の美味しさを多くの人に味わってもらう事を目的に、東京・浅草の老舗すき焼き店「ちんや」が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、宣言をした日(2017年1月15日)にちなんで、1月15日とした。
過度な霜降り肉を持てはやしてきた結果、味が落ち、高齢者を中心に消費者の間で「霜降り離れ」が起きてしまったため。
適サシ肉とは
「適サシ肉」とは、適度な霜降肉のこと。サシの入り方が過剰でないことを意味する言葉で、「ちんや」六代目当主の住吉史彦氏が作った造語。具体的には、
*脂肪の量が4等級(5等級は今後不使用)
*脂肪の融け方が良い、つまり脂肪の融点が低い=充分な月齢(30か月)まで肥育した和牛のメス牛の脂。
*「小ザシ」=サシの入り方が細かい。加熱すると、サシと赤身の境界線から「和牛香」が発生しますので、「小ザシ」が良い香りの出る肉です。