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3月19日 眠育の日

 3月19日は眠育の日。発育における子どもたちの睡眠の大切さ、成長とその関係性などを知ってもらい「眠育®」を幅広い世代に認知してもらうために、大阪府大阪市に本社を置き、繊維製品や健康寝具などの製造販売を手がける西川リビング株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

日付は、(3)いく(19)」の語呂合わせから、3月19日とした。

眠育とは

 「睡眠教育」の略。睡眠教育とは、その名の通り睡眠に関する教育のことで、学校などで睡眠の大切さを伝え、子供たちの生活習慣の改善を促すための教育。一部の学校で試験運用されており、就寝時間や起床時間、睡眠時間をを記録するなどして睡眠不足を改善してもらおうとする取り組みなどが行われているらしい。文部科学省の中高生を中心とした子供の生活習慣づくりに関する検討委員会が勧めている。

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 「眠育」とは、睡眠に関する教育を指す言葉で、特に子どもたちの健全な成長と学習効果の向上を目的としています。この教育プログラムは、適切な睡眠が子どもたちの身体的、精神的健康に及ぼす重要な影響に焦点を当てており、学校教育の一環として実施されることが増えています。眠育の主な目的は、子どもたちに質の良い睡眠の重要性を理解させ、健康な生活習慣を身につけさせることにあります。

 眠育プログラムにおいては、睡眠のメカニズム、睡眠不足がもたらす健康上のリスク、適切な睡眠時間の確保方法などが教えられます。また、子どもたちが自分の睡眠習慣を客観的に見直し、改善するために、就寝時間や起床時間、睡眠時間を記録する活動が行われることもあります。文部科学省など教育関連の機関では、子どもたちの健康や学習効率の向上のために眠育の推進を進めており、学校や家庭での取り組みが奨励されています。

 眠育は、子どもたちの日常生活における睡眠の質を向上させることを目指しており、適切な睡眠習慣が身体的、精神的健康だけでなく、記憶力や集中力などの認知機能にも良い影響を与えることを教育します。睡眠は成長ホルモンの分泌や脳の発達にも関係しているため、特に成長期の子どもたちにとって非常に重要です。眠育を通じて、子どもたちが健康な生活習慣を身につけることは、将来的な生活の質の向上にもつながるとされています。