9月2日 根張星（ねばりスター）の日
9月2日は根張星（ねばりスター）の日。「根張星」を多くの人に知ってもらい、その販売促進を図るために、青果物専門商社の株式会社ワタリが制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、2011年9月2日に「根張星」のロゴマークが同社により商標登録されたことから、9月2日とした。
根張星とは
読み方は「ねばリスター」。北海道のJA十勝池田町で栽培されるブランド山芋。
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「根張星（ネバリスター）」は、ヤマノイモの新しい品種で、特にその粘り強さ、細かい食感、長期の貯蔵性、そして強い甘みが特徴です。この品種は、イチョウイモとナガイモを掛け合わせることによって開発され、2008年に品種登録されました。北海道のJA十勝池田町によって試験栽培され、その栽培性と品質の高さから注目を集めています。
池田町はもともとナガイモの栽培が行われていましたが、地域特有の粘土質の土壌では品質が安定しないことが多かったです。しかし、「ネバリスター」はこのような土壌でも良好に根を張り、高品質のイモを生産することができるため、地域の農業に新たな希望をもたらしました。
この品種の商業的な魅力に着目したワタリは、このヤマノイモを「根張星」というブランド名で市場に導入しました。ブランド名の「根張星」は、品種名「ネバリスター」に対して、漢字を当てはめて新たに命名されたもので、ワタリとJA十勝池田町が共同で行う厳格な品質管理と栽培ガイドラインに基づいて生産されています。
「根張星」はその2倍以上の粘りと滑らかな舌触りで知られ、料理の食感と風味を向上させる効果があります。特に和食のなめろうや韓国料理のチヂミなど、様々な料理に使用されており、料理人たちからも高い評価を得ています。
