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6月14日 へきなん赤しその日

へきなん赤しその日

 6月14日はへきなん赤しその日。碧南市の赤しその地名度向上のために、JAあいち中央 碧南しょうが・しそ部会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、梅干しの色付けに使用される赤しその一番の需要期が6月であることと、「いい紫(14)蘇」の語呂合わせから、6月14日とした。

赤紫蘇の豆知識

 紫蘇(あかしそ、学名: Perilla frutescens var. crispa)は、シソ科に属する一年草です。原産地は東アジアで、特に日本、中国、韓国、ベトナムなどで栽培されています。赤紫蘇は、緑色の葉を持つ青紫蘇とは異なり、赤紫色の葉が特徴的です。

 赤紫蘇は料理や漬物、薬用に利用されることが多く、日本料理では、梅干しの色付けや紫蘇漬けなどに使用されます。また、赤紫蘇には抗酸化作用や抗菌作用があり、健康に良いとされています。

 赤紫蘇は、栄養価も高く、ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。また、香りが強く、食欲を刺激する効果もあります。赤紫蘇の葉は生で食べることができ、サラダやおひたし、寿司の具材としても利用されます。さらに、乾燥させたり、粉末状にして調味料や健康食品としても利用されています。

碧南の赤紫蘇

 昭和20年代から栽培される赤紫蘇は、梅干し用として人気が高まりました。当初は地元や中京地区で販売されていましたが、大型スーパーの増加により、赤紫蘇の根や茎が敬遠されるようになりました。これを受けて、平成3年から葉の上部を刈り取り、袋詰めで出荷する方法に変更され、大手スーパーでも取り扱われるようになりました。軸が短い赤紫蘇は、梅干しやジュースに利用されています。

 JAあいち中央ショウガ・シソ部会は、葉ショウガと赤紫蘇の生産者11名で構成されており、鮮度の高いものを消費者に届けるため、収穫当日のものを選別し出荷しています。また、葉ショウガや赤紫蘇の魅力を知ってもらうために、新しい料理の提案や地元イベントでのPR活動も行っています。部会は品質維持・向上のために、出荷時期に合わせた目ぞろえ会を開いています。