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12月11日の誕生石 エメラルド(球)

12月11日の誕生石 エメラルド(球)

 エメラルドは、緑柱石(ベリル)の中でも特に濃い緑色を呈するものを指します。この美しい緑色の輝きが、生命力と再生の象徴とされ、人々に希望と安らぎをもたらします。しかし、エメラルドは内包物が多く、特に内部的なひびやキズ、いわゆる「石れい」がほとんどの石に見られ、完全に無傷のエメラルドを見つけることは非常に困難であると言われています。この特性から、「キズのないエメラルドを得ることは、欠点のない人間を探すよりむずかしい」という表現が生まれました。

石言葉

 エメラルドの石言葉は、「健康と長寿」および「永遠」です。健康と長寿の象徴として、エメラルドは持ち主の生命力を高め、心身のバランスを整えると信じられてきました。また、「永遠」を象徴するエメラルドは、その不変の緑色から恒久的な愛や友情の象徴ともされ、恋愛のお守りや友情の証として用いられることもあります。

パワーストーンの効果

 エメラルドは、豊かな愛のパワーに満ちており、全ての人を暖かく包み込む母のような石とされています。これは、持ち主に対して情緒の安定や心の平和をもたらすとともに、恋愛や友情における誠実さや忠誠心を高める効果があると言われています。

歴史

 エメラルドは古代から人々に愛され、特に古代エジプトのクレオパトラ女王はエメラルドをこよなく愛したと伝えられています。彼女は、この美しい緑色の石が持つ魅力とパワーを信じ、自身の美と魅力を保つためにエメラルドを用いていたと言われています。

伝承

 エメラルドは古代から神聖視され、多くの文化で神聖な石とされてきました。例えば、古代ローマでは、エメラルドはヴィーナス(愛と美の女神)を象徴する石とされ、愛と美をもたらす力があるとされていました。また、インドでは、エメラルドは成功と富を象徴し、その所有者に富と名誉をもたらすと信じられていました。

その他

 エメラルドはその美しい緑色から、ジュエリーとしても非常に人気があります。特に高品質なエメラルドは非常に価値が高く、その希少性から非常に高価で取引されます。なお、エメラルドの和名は「翠玉(すいぎょく)」と言い、その名前が示す通り、美しい緑色が特徴的な宝石です。

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