12月25日の誕生石 キャストライト
キャストライトはアンダルサイトの変種で、その名前はギリシャ語の「対角線に配置された」を意味する「chiastos」からきています。その特徴的な十字模様は石の中心にクロスする形で現れ、この独特な模様が宝石にその名を与えました。色調は通常、茶色の地色に黒い十字の模様が見られます。カイヤナイトやシリマナイトと同質異像の鉱物であり、この模様は柱状結晶の断面に現れることから、別名クロス・ストーンとも呼ばれています。
石言葉
キャストライトの石言葉は「聖なる契約」です。これは十字模様が宗教的な意味を持ち、特にキリスト教の信仰の象徴とされていることから来ています。この石は約束や誓いを表すとされており、その象徴的な模様は永遠の絆や誓約を思わせます。また、これは石自体が人間の信念や理想、そして目標に対する契約を象徴しているとも解釈されます。
パワーストーンの効果
キャストライトは、パワーストーンとして、不安や恐怖心を取り除き、チャレンジ精神を旺盛にする力があると伝えられています。また、創造力、実行力を強化することから、目標の実現のお手伝いをすると言われています。石の持つ独特の模様は、前進する道を示す指針とも解釈され、未知の領域への進出や新しい冒険を勇敢に行う助けとなるとされています。
歴史
キャストライトの起源やその歴史についての記録は多くありませんが、その独特の外観から様々な文化で重視されてきたことは確かです。その十字模様からキリスト教徒に特に愛され、保護の石や聖なる契約を象徴する石として扱われてきました。
伝承
キャストライトはその特異な模様から、様々な伝承が伝えられています。その中で最も有名なのは、石が持つ十字模様が神聖な力を持ち、悪から保護するというものです。また、この模様は持ち主に道を示す存在とも考えられており、迷いや不安を払うとされています。
その他
キャストライトはモース硬度が7と比較的高く、ジュエリーとして利用されることもあります。特に、その独特な十字の模様を生かしたデザインのものが人気で、古代から現代まで愛され続けています。
12月の誕生石
12月の誕生石一覧
- アイアン・オパール(12月1日)
- ブラック・コーラル(黒珊瑚)(12月2日)
- ホワイト・ジェダイト(12月3日)
- ソーダライト(12月4日)
- エンジェライト(12月5日)
- パイライト原石(12月6日)
- ヘキサゴナルを示すルビー原石(12月7日)
- トルマリンレイテッド・クォーツ(12月8日)
- スモーキー・クォーツ(12月9日)
- パーティー・カラード・フルオーライト(12月10日)
- エメラルド(球)(12月11日)
- ソフトピンク・ジルコン(12月12日)
- ネフライト(12月13日)
- ピンク・サファイア(12月14日)
- ルビー結晶(12月15日)
- アジュールマラカイト(12月16日)
- スペクトロライト(12月17日)
- サテン仕上げリング(12月18日)
- ホワイト・オパール(12月19日)
- シルバー・バロック・パール(12月20日)
- ブラック・ムーンストーン(12月21日)
- オールカラー・トルマリン(12月22日)
- オレンジ・ジェード(12月23日)
- トリカラー・トルマリン(12月24日)
- キャストライト(12月25日)
- ダイヤモンド原石(12月26日)
- クロス・パール(12月27日)
- ロードクロサイト(12月28日)
- トルコ石のスカラベ(12月29日)
- モルダバイト(12月30日)
- マーカサイト(12月31日)