カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

9月29日 とっとり0929(和牛肉)の日

 9月29日はとっとり0929(和牛肉)の日。記念日を通して生産者、販売、行政などの関係団体が連携し鳥取和牛のブランド化をさらに推進していくために、鳥取県西伯郡大山町の鳥取県牛肉販売協議会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、和牛肉(0929)」と読む語呂合わせから、9月29日とした。

鳥取和牛とは

とっとり0929(和牛肉)の日
引用元:鳥取牛肉探訪

 鳥取県内で肥育された黒毛和種のうち、日本食肉格付協会枝肉取引規格による肉質等級の3等級以上のもの。その中でも、オレイン酸55%以上で気高号の血統を継ぐものを鳥取和牛オレイン55としてブランド化している。

◆◆◆

 鳥取和牛は、日本の鳥取県内で育てられる黒毛和種の牛で、その品質の高さから高級肉用牛として知られています。鳥取和牛の名称は、鳥取県産の牛肉表示認定要領に基づき、日本食肉格付協会枝肉取引規格による肉質等級が3等級以上のものに与えられます。これは、特に品質が優れた牛肉に限定されるため、鳥取和牛はその美味しさと品質で広く評価されています。

 鳥取和牛の特徴は、その肉質にあります。鳥取和牛はオレイン酸を55%以上含み、特に「気高号」という血統を引くものは「鳥取和牛オレイン55」としてブランド化されています。この高いオレイン酸含有率は、肉の柔らかさと旨味を増す重要な要因です。

 鳥取県の大自然が提供する清らかな水や空気は、牛たちにとって理想的な環境を提供します。特に地域に豊富にある伏流水は、ミネラルを豊富に含んでおり、これが牛の健康と肉質の向上に寄与しています。また、鳥取県は和牛の発展にも大きく貢献しており、日本初の和牛の戸籍管理を行ったことで知られています。これにより、和牛の品質向上と遺伝管理が効果的に行われ、現代の鳥取和牛の基礎が築かれました。

 鳥取和牛は、和牛の日本一を決める「全国和牛能力共進会」で、肉質日本一に選ばれるなど、その品質の高さが国内外で認められています。このような評価は、鳥取和牛が提供する独特の風味と食感、そして口溶けの良さによるものです。

 地域と密接に関連した鳥取和牛は、鳥取県内の多くの地域で大切に育てられており、そのすべてが、生産者の手厚い愛情と努力の結晶です。これからも鳥取和牛は、日本の食文化を代表する高級和牛として、多くの食通たちに愛され続けるでしょう。

記念日とかいろいろ

地方自治体が作った記念日