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12月13日の誕生石　ネフライト

　ネフライトは、その名が示す通り、「腎臓の石」を意味します。これは、古代ギリシャ語で腎臓を意味する'nephrós'と、英語で鉱物を意味する'-ite'から来ています。特に、ネフライトはその抜群の耐久性と美しい色彩から、中国では「玉」と呼ばれ、反映と成功を象徴する石として古来より事業の発展を願う人たちに愛されてきました。

石言葉

　ネフライトの石言葉は「成熟の魅力」です。これは、ネフライトが持つ緑色の色調とその形状から来る落ち着きと、同時にその色彩の豊かさから生まれる美しさを象徴しています。この「成熟の魅力」は、持ち主が個々の経験と成長を通じて得た魅力を、さらに深化させていくという意味を含んでいます。

パワーストーンの効果

　ネフライトは、その強い精神的なエネルギーから、災いや呪いを退け、精神力を強め、移り気を防ぐ力があると伝えられています。また、これらの特性は持ち主の精神的な成長を促進し、バランスと安定をもたらすことで、生活のあらゆる面で成功を促すとも言われています。

歴史

　ネフライトは、その非常に強靭な構造から「アレックス・ストーン（斧の石）」の別名を持ち、武器としても用いられてきました。また、ジェダイトが発見されるまでは、このネフライトが最高の宝石として愛好されていたとも言われています。18世紀にミャンマーでジェダイトが発見された後も、ネフライトはその美しさと強靭さから、高い評価を保ち続けています。

伝承

　ネフライトは古代から聖なる石とされ、災いや呪いから持ち主を守るという伝承があります。また、その強い精神的なエネルギーから、持ち主の精神力を強め、移り気を防ぐ効果があるとされています。これらの伝承は、ネフライトのパワーストーンとしての評価を形作っています。

その他

　ネフライトは、「軟玉」とも呼ばれ、硬玉（ジェダイト）とは異なる石です。そのモース硬度は6で、これは硬玉が持つ7よりもわずかに低い値です。しかし、ネフライトの構造は非常に強靭で、これが「アレックス・ストーン（斧の石）」という別名の由来にもなっています。