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12月5日の誕生石　エンジェライト

　エンジェライトは、天然ストロンチウムを含むライトブルーの宝石で、1989年頃より市場に出回ったペルーのナスカ地方で産出されました。その名前は「天使」を意味し、その輝きと高いスピリチュアルな力が象徴的で、宇宙意識を感じたいと願う人々に絶大な人気を誇っています。

色や特徴

　エンジェライトは、青みを帯びた色調が特徴で、その色はストロンチウムという成分によりもたらされています。アンハイドライト（軟石膏）の仲間で、同じストロンチウムを含むセレスタイトと軟石膏の中間に位置するような鉱物とされています。

石言葉

　エンジェライトの石言葉は「Sweer Dream」、つまり「甘い夢」です。これはエンジェライトが持つ優雅なエネルギーが、夢のような甘美な時間を過ごさせ、心地良い感情やインスピレーションを喚起するという意味を持っています。

パワーストーンの効果

　パワーストーンとしてのエンジェライトは、その持つ力が昔から豊作と晴天に恵まれる御守りとされてきました。また、迷い事がある時は、宝石の名前の通り、天使が答えを出す為のアドバイスをしてくれるとも伝えられています。さらに、この石は真理に触れる機会を増やし、その理解を深めることで、宇宙的な意識にまで達することが出来るよう導くと伝承されています。

歴史

　エンジェライトは1989年頃より市場に出回り始め、その美しさと持つエネルギーから、すぐに人々の間で人気の宝石となりました。ペルーのナスカ地方で産出され、特にその地域での発見がその名声を高めました。

その他

　エンジェライトは、「豊作と好天候の守り石」として珍重され、一番大切な物を守ってくれると信じられてきました。それは「実り」や「繁栄」であったり、「家族」や「愛する人」であったり、その時々で違いますが、心から願えば届く祈りのように、信じる気持ちが自然と良い方向に作用するとされています。