毎月9日 えのすいクラゲの日
毎月9日はえのすいクラゲの日。新江ノ島水族館が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付はクラゲの「ク」から毎月9日とした。
新江ノ島水族館では2011年1月から毎月9日に、「えのすいトリーター」と呼ばれる展示飼育職員の相模湾クラゲ調査に同行するという一般参加型のイベントを行っている。こうした活動をより多くの人に知らせ、関心を持ってもらうことを目的にこの記念日を作った。
ちなみに、「えのすいクラゲ の日」ではなく「えのすい クラゲの日」で、えのすいクラゲという品種のクラゲはいない。「えのすい」は新江ノ島水族館の略称。
クラゲの豆知識
- 実はクラゲはプランクトンの一種。
- クラゲの種類は全世界で3000種類以上。
- クラゲの体は99%が水と塩でできている。
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クラゲは、地球上で非常に古い生物で、5億6千万年前のカンブリア紀から存在しています。その透明で儚げな姿からは想像できないほどの長い歴史を有しており、多くの生物種に食べられながら生態系の一部として重要な役割を果たしています。
体の構造と動き
クラゲの体は、ほとんどが水分で構成され、ゼラチン質の柔らかい構造を持っています。傘のような形状が一般的で、その下の中心部に口が存在します。驚くべきことに、クラゲは脳を持たず、体中に張り巡らされた散在神経によって動きます。これによって水流や物に当たった際などに反射的に動くことができます。
目の存在と機能
クラゲには目がありますが、私たち人間のように映像を映すことはありません。目は傘の縁にあり、光を感じる程度の器官です。多くの種では16個程度の目があり、箱クラゲなどは約24個の目を持っています。