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4月9日の誕生石 桜石

4月9日の誕生石 桜石
京都府HP

 桜石は、主に日本で見つかる特異な石で、その名前は石の断面が桜の花のような形状を示すことからつけられました。この石は、アイオライトが変質し、雲母や緑泥石になったものの断面から見ると、6つの結晶面が桜の花のように見えます。その特異な形状と美しさから、古くから厄除けとして使用されてきました。また、桜石の硬度は7で、日常の使用にも耐えられる硬さを持っています。

石言葉

 桜石の石言葉は「精神美、潔さ」です。その美しさから「精神美」、その形状が持つ自然の力強さから「潔さ」が連想されるとされています。また、その石言葉は桜石が持つ強い精神性を象徴しています。桜石は、心と体に溜まったゴミを洗い流し、すっきりさせてくれるといわれており、その精神性が高まると、人々はより潔い心を持つことができると信じられています。

パワーストーンの効果

 桜石は、邪気を祓い、邪悪から護ってくれると伝えられています。また、集中力を高める効果もあるとされ、目標に向かって正しい方向への前進を促し、個性や能力を高めるとされています。そのため、受験生のお守りや開業時の守護などに持つ方もいらっしゃいます。

歴史

 桜石は日本が主な産地で、特に京都亀山市桜天神が特産地とされています。昔は厄除けとして参拝者に配られていたそうで、古代よりそのパワーを信じられてきました。

伝承

 桜石は、鬼を退ける逸話があり、古代より厄除けとして使われていたとされます。その強い精神性と特異な形状から、この石は人々に安心感と保護を提供するとされています。

その他

 桜石は、鉱物学的には白雲母と緑泥石の混合物で、ホルンフェルスと呼ばれる母岩は、堆積岩がマグマと接触することによって形成された変成岩の一種です。化学式は特定のものがなく、その成分は様々な鉱物の組み合わせによって決まります。

語源

 桜石という名前は、石の断面が桜の花のように見えることから名付けられました。また、この石は別名「セラサイト」とも呼ばれています。この名前はギリシャ語の「セラス」(月)と「サイト」(石)から来ており、石が持つ美しい輝きを表しています。