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4月の誕生石 モルガナイト

4月の誕生石 モルガナイト
ウィキペディアより

 モルガナイトは1911年にマダガスカルで初めて発見された宝石で、その美しい色彩は特に女性に人気があります。基本的には淡いピンク色で、これはマンガンイオンが存在することによるものです。ベリルは色によってさまざまな名前が付けられ、ピンク色を帯びたものがモルガナイト、黄色のものがヘリオドール(ゴールデンベリル)、グリーンのものがエメラルド、ブルーのものがアクアマリン、赤色のものがビクスバイトと呼ばれます。

石言葉

 モルガナイトの石言葉は「チャーミング・気立てのよさ」です。この石はその優美さと愛らしさから、人の内面的な美しさや優しさを引き出し、人格に深みを持たせると言われています。また、持ち主の魅力を引き立て、愛と思いやりの気持ちを与えることから、この石言葉が生まれました。

パワーストーンの効果

 モルガナイトは「希望」を象徴するパワーストーンとされています。その太陽のように光輝く色彩から、疲れた心や不安な状態から解放し、気力に満ち溢れた状態に戻してくれると言われています。また、愛らしさを表す宝石と呼ばれ、美しさや愛らしさ、優しさなどの隠れた魅力を引き出す助けとなると信じられています。

歴史

 モルガナイトは1911年にマダガスカルで初めて発見されました。名前はアメリカの銀行家であり、宝石コレクターとしても知られるJ.P.モルガンから取られています。彼の名前を冠したこの美しいピンクの緑柱石は、以来、多くの人々に愛されるようになりました。

伝承

 モルガナイトは、思いやりの気持ちと知恵を与え、思考を明晰にすると伝承されています。また、無意識的な恐怖心を解消する力があるとも伝えられており、その美しい色とともに、人々の心を癒す存在となっています。

その他

 モルガナイトは化学式 Be3Al2(SiO3)6のベリル鉱物の一種であり、その色はマンガンによって与えられます。この鉱物の一部はビクスバイトとも呼ばれ、ビクスバイトはモルガナイトの赤色バリエーションであり、非常に珍しく高価です。また、モルガナイトは、ベリル鉱物の中でも特に強い光を帯び、非常に鮮やかな色彩を持つことから、ジュエリーとして高く評価されています。

ウィキペディアより

 モルガナイトはベリルのオレンジ色またはピンク色の変種で、宝石としても知られています。ブラジル、アフガニスタン、モザンビーク、ナミビア、アメリカ、マダガスカルで採掘されています。

 モルガナイトという名前はJ.P.モルガンに由来します。他の名前としては、ピンクベリル、ローズベリル、ピンクエメラルド、または「セシウムベリル」などとも呼ばれます。

 モルガナイトのピンク色はMn2+イオンによるものとされています。モルガナイトは異色性を持っており、結晶軸を下に見ると色がよりピンクに見えます。エメラルドと比べて、モルガナイトは内包物や割れが少なく、そのためエメラルドよりも耐久性があります。

 ピンクベリルは1910年に初めてマダガスカル沖の島で発見されました。それ以降、他の宝石鉱物とともにカリフォルニアのパラで知られるようになりました。1910年12月には、ニューヨーク科学アカデミーがベリルのピンクの品種に「モルガナイト」の名前をつけました。

 1989年10月7日、メイン州バックフィールドのベネット採石場で、「The Rose of Maine」と後に名付けられる最大級のモルガナイト宝石が発見されました。この結晶は元々オレンジ色をしており、長さ23cm、幅30cmで、重さは約23kg(50ポンド)でした。