カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

4月16日の誕生石 ヒデナイト

4月16日の誕生石 ヒデナイト
ウィキペディアより

 ヒデナイトは、リチア輝石(スポジュメン)の一種で、特にグリーンからイエローグリーンの色を呈するものを指します。その色は透明で鮮やかな淡いグリーンで、パステルカラーのガラス光沢が美しい宝石とされています。また、モース硬度は7と比較的硬い部類に入るため、ジュエリーとして用いられることも多いです。

石言葉

 ヒデナイトの石言葉は、「すがすがしい明るさ」と「自然の恵み」です。「すがすがしい明るさ」は、その透明で鮮やかな淡いグリーン色から連想される表現で、持ち主に清々しい気持ちを与えるとされています。「自然の恵み」は、自然が生み出す美しい宝石であることを表しています。

パワーストーンの効果

 ヒデナイトは、心の乱れを鎮めて平和な気持ちに導くと言われています。また、集中力を高め、頭脳を明晰にする効果があると伝えられています。これらの特性から、仕事や勉強、受験のお守りとして用いられることも多いです。

歴史

 ヒデナイトは、初めて発見された地である米・ノースカロライナの鉱山監督、W・E・ヒデン氏の名を取って命名されました。彼の名を冠したこの美しい石は、その後世界中で愛されることとなりました。

その他

 ヒデナイトの化学式はLiAl(SiO3)2と表されます。これはリチウム、アルミニウム、シリコン、酸素の元素から成り立っており、その組み合わせがヒデナイト独特の鮮やかな色を生み出します。また、ヒデナイトはスポジュメンの一種であり、スポジュメン自体はリチウムを産出する主要な鉱石として知られています。

ウィキペディアより

 ヒデナイトは緑色のスポジュメン(化学式:LiAl(SiO3)2)の一種で、宝石としても使われます。1879年にアメリカ・ノースカロライナ州で初めて見つけられ、最初はダイオプサイドの一種と思われました。しかし、地質学者のウィリアム・アール・ヒドゥンがこの新種の鉱物を特定し、「ヒドゥンダイト」と名付けました。その後、発見地は「ヒドゥナイト」と名前が変わりました。

 ヒドゥン自身がエメラルドの価値と新たな緑色スポジュメンの可能性を認め、採掘を始めました。そこでエメラルドとともにヒデナイトが見つかり、その美しさから「リチアエメラルド」とも呼ばれるようになりました。しかしながら、この地域での採掘はフルタイムではなく、一年のうちの数週間から数カ月だけ行われていました。

 ヒデナイトはクロムによって色付けされ、強い色彩とガラスのような光沢を持っています。しかし、色は時間とともに褪せていく特性があります。この鉱物は、ノースカロライナ州以外にもブラジル、中国、マダガスカルで見つかっています。