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4月27日の誕生石 カーネリアン

4月27日の誕生石 カーネリアン
ウィキペディアより

カーネリアンとは、赤褐色や橙色のアゲート(瑪瑙、めのう)の一種で、その特徴は網目や縞模様のないものです。明るく艶やかな色調が特徴で、美しい発色から装飾品やアクセサリーに広く使用されています。その化学式はSiO2で、カルセドニー(玉髄)の一種であり、結晶系は三方晶系に属します。モース硬度は6.5~7で比較的硬く、耐久性があります。

石言葉

 カーネリアンの石言葉は、「勇気」「情熱」「活力」で、これはその鮮やかな赤褐色が元気で活発なエネルギーを象徴するからです。また、「成功への決意」という意味も持ち、積極的な行動を促す石として知られています。その明るい色調から「幸福を招く」、「魔除け」といった意味合いもあり、身につける人を明るい気持ちにさせてくれます。

パワーストーンの効果

 カーネリアンは、パワーストーンとして勇気や行動力を授ける効果があるとされています。これはその鮮やかな色合いが元気で活発なエネルギーを象徴するからです。また、身体の調子を整える働きがあり、肩こりや冷え性、腰痛などにも効果を発揮すると言われています。さらに、子宝に恵まれるという安産祈願としての効果もあるとされ、多方面からその力が求められています。

歴史

 カーネリアンは古代から装飾品として愛されてきました。特に、ナポレオンが常に持ち歩いていた八角形の印章がカーネリアンであったことは広く知られています。その他にも、彫刻・置物・印章などに多用され、その美しい色彩が人々を惹きつける原因となりました。

語源

 カーネリアンという名前は、ラテン語の「新鮮」、または「肉」を意味する言葉に由来すると言われています。この名前は、その鮮やかな赤褐色が新鮮な肉の色に似ていることから付けられたと考えられています。

その他

 カーネリアンは、「赤玉髄」や「赤瑪瑙」とも呼ばれ、日本では「赤めのう」などとも称されます。ちなみに、網目模様があるものは、瑪瑙(めのう)と呼ばれ、網目模様のないものがカーネリアンとなります。その特性から邪気から身を守る石として知られ、身に着ける人に勇気や力強さを与えるとされています。

ウィキペディアより

 カーネリアンは、茶色がかった赤色の宝石であり、主に半貴石として使用されます。カーネリアンと似た鉱物にはサードがあり、一般的には硬くて暗い色をしています(厳密な定義はなく、両方の名前がしばしば交換で使用されます)。カーネリアンとサードは、鉄酸化物の不純物によって色付けされた石英鉱物の一種であるカルセドニーのバリエーションです。色は非常に多様で、淡いオレンジから濃いほぼ黒色までさまざまです。重要な産地にはヤナコド(ペルー)、ラトナプラ(スリランカ)、タイなどがあります。カーネリアンは、ブルガリアの新石器時代初期からビーズとして使用されていました。4〜5千年前のメハルガルでカーネリアンに穴を開けるために弓ドリルが使用されました。紀元前1800年頃、クレタ島のクノッソスでカーネリアンが装飾品として使用されることが示される青銅器時代のミノア文化の層からカーネリアンが見つかりました。カーネリアンは、ローマ時代には広く使用され、封印のための彫刻された宝石や重要な文書にワックスを押すための印章リングに使用されました。ホットワックスはカーネリアンにはくっつきませんでした。サードは、アッシリアのシリンダーシール、エジプトやフェニキアのスカラベ、および古代ギリシャやエトルリアの宝石に使用されました。高祭司の胸当ての最初の石であるヘブライ語のオデム(sardiusとも訳される)は赤色の石であり、おそらくサードですが、赤いジャスパーかもしれません。カーネリアンには「ジャスパーに似ている」と記されています。