4月1日の誕生石 パイライト(黄鉄鉱)
パイライトは、ギリシャ語の「pyr(火)」から名付けられた鉱物で、和名では「黄鉄鉱」(おうてっこう)と呼ばれます。その名前の由来は、ハンマーなどで叩くと火花が散ることから来ています。化学式はFeS2で、等軸晶系に属し、硬度は6~6.5、比重は5.0で劈開はありません。特に火山地帯で多く発見される黄鉄鉱と呼ばれる鉄分を多く含んだ鉱物です。金属のような外観をしており、その色調から金と間違えられることが多く、古くから「愚者の黄金」とも呼ばれてきました。
石言葉
パイライトの石言葉は「恋の戯れ」です。その独特な輝きと形状は、人々に恋愛の喜びと冒険を思わせるとされています。特に、恋人たちの間では、この石が持つ力が恋の遊びと楽しさを高め、関係をより豊かにすると信じられています。
パワーストーンの効果
パワーストーンとしてのパイライトは積極性と行動力を高め、自らの力で金運・成功運をつかむサポート効果があるとされています。また、ポジティブになれるスピリチュアルパワーが備わっており、不安定になりやすく、落ち込みやすい持ち主の心を、浄化・癒してくれる効果もあります。さらに、強い保護力で危険から護り、金運を呼び込むとも言われています。
歴史
パイライトは古くから多くの文化で価値を見出されてきました。その一方で、「愚者の黄金」という名前が示すように、その金色の輝きから誤って金と間違えられることがしばしばありました。しかし、その独特な美しさと力が認識されるようになると、パワーストーンや装飾品として多くの人々に愛されるようになりました。
伝承
パイライトは、特に勝利や成功へと導くパワーを持つとされ、持ち主に強い意志と信念をはぐくみ、思考を活発にし、行動力を高めるという伝承があります。
その他
パイライトの結晶そのものがユニークであり、その特異な形状と金色の輝きが人々を引きつけてきました。古くから鉱夫の間では、その輝きにより金に間違えられることが多かったとされています。しかし、現在ではその特性を理解した上で、その美しさとパワーを愛する人々により広く用いられています。
4月の誕生石
4月の誕生石一覧
- パイライト(4月1日)
- セミバロック・パール(4月2日)
- スリー・ゴールド(4月3日)
- クリソコーラ(カット)(4月4日)
- カラーレス・サファイア(4月5日)
- ブルー・ダイヤモンド(4月6日)
- エッグ・パール(4月7日)
- パパラチヤ・サファイア(4月8日)
- 桜石(4月9日)
- カラーレス・ジルコン(4月10日)
- オニキス(黒&白)(4月11日)
- ピンク・フルオーライト(4月12日)
- バイオレット・パール(4月13日)
- カラーレス・トパーズ(4月14日)
- 真円真珠(4月15日)
- ヒデナイト(4月16日)
- グリーン・スピネル(4月17日)
- プリティ・レッド・ゴールド(4月18日)
- バイオレット・ジルコン(4月19日)
- ジェダイト(翡翠)(4月20日)
- アンダリューサイト(4月21日)
- カメオ(4月22日)
- 砂漠のバラ(4月23日)
- クンツアイト(4月24日)
- グリーン・ガーネット(4月25日)
- アメシスト(紫と緑の縞目模様)(4月26日)
- カーネリアン(4月27日)
- キンバーライト(ダイヤモンド母岩)(4月28日)
- ヒデナイト原石(4月29日)
- ファイブロライト・キャッツアイ(4月30日)