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8月14日の誕生石 ファイアー・オパール

8月14日の誕生石 ファイアー・オパール

 ファイアーオパールはオパールの中でも特に独特な特性を持つ宝石です。その名前が示す通り、赤色、橙色、オレンジ色の地色を持ち、その内部では多くの色が遊び、火が燃えているような遊色効果を示します。これは、石の内部に無数の微小な球体が存在し、それらが光を反射・屈折して見せる現象で、まさに火を燃やすような鮮やかな色彩を放つためにファイアー・オパールと名付けられました。

石言葉

 ファイアー・オパールの石言葉は「恋する人」です。この石言葉は、ファイアーオパールの持つ情熱的な色彩と、愛と恋情を象徴する力から来ています。また、その鮮やかな色合いと独特の遊色効果は、愛情の炎が燃え上がる様子を連想させます。そのため、この石は特に恋愛に効果があるとされ、愛の宝石キューピッドストーンとも呼ばれています。

パワーストーンの効果

 オパールは古来より魔力のある宝石とされていて、その虹の輝きから希望を象徴し幸せを呼ぶと言われています。ファイアーオパールはこれに加え、その炎のような色彩から情熱を呼び覚ます力があるとも言われています。物事に対して積極的になれるサポートストーンとして、とても明るくポジティブなエネルギーを持つ「幸運を引き寄せる石」として人気があります。また、想像力と感受性を豊かにして、持ち主の隠れた魅力を引き出すともされています。

歴史

 オパールは古代から人々に愛されてきましたが、ファイアーオパールは特に中南米で人気があり、その鮮やかな色が太陽のエネルギーを象徴するとされてきました。中でもメキシコはファイアーオパールの主要な産地であり、「メキシカンオパール」とも呼ばれています。

伝承

 オパールは古代ローマで「貴重な石」と称され、美しい遊色効果から「希望」や「美」、「幸運」を象徴するとされてきました。特にファイアーオパールは、その炎のような色彩から「情熱」や「生命力」を象徴するとされ、愛情や恋愛における情熱を育む力があると信じられています。

その他

 オパールの化学式はSiO2·nH2Oで、主成分はケイ酸と水分からなります。和名は「蛋白石」で、他に「メキシカンオパール」、「ゴールドオパール」、「サンパール」とも呼ばれています。また、オパールは硬度が5.5~6.5と比較的低めなため、取り扱いには注意が必要です。

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