8月10日の誕生石 アイオライト
アイオライトは、その名の通り、ギリシャ語で「ヴァイオレット」を意味する「イオス(ios)」と、「石」を意味する「lithos」から名付けられました。また、「2つの色を持つ石」を意味する「ダイクロアイト」や、フランスの地質学者ルイ・コルディエに由来する「コーディエライト」の名でも知られています。紫がかった青色、淡い青色、灰色がかった青色の3色が主となるアイオライトは、その透明度の高さと、角度により色が変化する特徴から、非常に魅力的な宝石とされています。
石言葉
アイオライトの石言葉は、「アイデンティティ」です。これはアイオライトの特性、つまり見る角度によって異なる色に見えることを象徴し、個々の視点や立場によって異なる自己や世界の見方を表現しています。同時に、私たちが多面的な存在であり、自身の「アイデンティティ」を持つことの重要性を示しています。この石言葉は、アイオライトが自己認識や自己理解を深め、より高い自己認識を達成する手助けをしてくれるという信念から来ています。
パワーストーンの効果
アイオライトは、霊的な能力を高め、目標に向かって正しい方向へ前進を促すとされています。この効果は、自身の強さと能力を認識し、それを最大限に引き出すためのサポートを提供することから来ています。受験生や新たなビジネスを始める人々にとっては、その明確なビジョンと目標への前進を支援する力が強力な味方となります。
歴史
アイオライトは、その美しさと神秘性から長い間人々に愛されてきました。特に、その色の変化の特性は、魔法的な力を持つと考えられ、古代の人々によって神秘的な石として扱われてきました。この石は、古代の航海者が太陽の位置を決定するための「ビキングのコンパス」としても使用されていたとされています。
伝承
アイオライトは、スピリチュアルなパワーの強い石とされ、第三の眼が開くとまで言われています。それは、見る角度によって色が変わる特性が、物事を異なる視点から見る能力や、未来を予知する能力を象徴しているからです。
その他
アイオライトの和名は「菫青石」で、化学式は (Mg, Fe)2Al4Si5O18 です。モース硬度は7で、その比較的高い硬度は、日常的な装飾品としても適しています。その美しさと耐久性から、さまざまな宝石アクセサリーに利用され、個々の「アイデンティティ」を表現する独特の魅力を持っています。
8月の誕生石
8月の誕生石一覧
- シトリン(8月1日)
- ブルー・クォーツの勾玉(8月2日)
- クリソベリル・キャッツアイ(8月3日)
- ピンク・ゴールド(淡)(8月4日)
- サンストーン原石(8月5日)
- ダークグリーン・ジルコン(8月6日)
- イエロー・アパタイト(8月7日)
- ラウンドカットのダイヤモンド(8月8日)
- イエロー・ゴールド(8月9日)
- アイオライト(8月10日)
- イエロー・サファイア(8月11日)
- コンシャ・アゲート(8月12日)
- イエロー・ジルコン(8月13日)
- ファイアー・オパール(8月14日)
- ビーズ(ブラック・オニキス)(8月15日)
- ラブラドライト(8月16日)
- パイライト(カボッション・カット)(8月17日)
- フレッシュウォーター・パール(淡水真珠)(8月18日)
- イエロー・カルサイトの勾玉(8月19日)
- スター・ルビー(8月20日)
- ジェット(8月21日)
- ホワイト・コーラル(白珊瑚)(8月22日)
- ブルナイト(8月23日)
- ラァーバ(8月24日)
- ファイアー・アゲート(8月25日)
- トルコ石(8月26日)
- アパタイト・キャッツアイ(8月27日)
- モモ珊瑚(8月28日)
- グリーンド・アメシスト(8月29日)
- トンボ玉(8月30日)
- モス・アゲート(8月31日)