カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

8月22日の誕生石 ホワイト・コーラル(白珊瑚)

8月22日の誕生石 ホワイト・コーラル(白珊瑚)

 ホワイト・コーラル、または白珊瑚は、腔腸動物、特にイソギンチャクやクラゲの一種が海中で形成する有機鉱石です。これらの生物は微細なカルシウムカーボネートの骨格を生成し、これが時間を経て珊瑚礁を形成します。白珊瑚はその名の通り純白で、その美しさから「海の宝石」と称され、特に東シナ海で採取されるものが知られています。

石言葉

 白珊瑚の石言葉は「清め」です。この言葉は、白珊瑚が持つとされる力、すなわち心身を浄化し、邪気や不純なものを払い除ける力を表現しています。純粋な白色は、邪悪なエネルギーを払い、持ち主を保護し、精神的な清浄さと安らぎをもたらすと信じられています。また、白珊瑚は新しい始まりや純粋な愛、誠実さを象徴し、その清潔さと純粋さから幸せを呼び込む力を持つともされています。

パワーストーンの効果

 白珊瑚はパワーストーンとして、心身を清め、生命力を高め、肉体的、精神的なエネルギーを活性化する効果があるとされています。また、古くから子供の守り石として用いられ、落雷や火事から保護する力を持つとも言われています。海の生命力を秘めた白珊瑚は、その持ち主に安らぎを与え、ストレスや心配事を払い除けるとされています。

歴史

 白珊瑚は古代から様々な文化で珍重されてきました。日本では、その美しさと清める力から「サンゴ = 産後」の語呂合わせから、母から子へと贈るお守りとして好まれてきました。また、帯留めやかんざしとして装飾品にも用いられてきました。中世ヨーロッパでは、悪霊を撃退し、物事の始まりと終わりを守護する「幸福の石」として尊ばれ、船乗りや漁師たちの間では海難防止のお守りとして重宝されてきました。

伝承

 白珊瑚には、古くから伝わる様々な伝承が存在します。その一つに、持ち主を落雷や火災から保護するという信念があります。また、清めの力があるとされ、邪気を払い、持ち主に安らぎと安全をもたらすとも言われてきました。その他にも、生命の源である海からのパワーを秘めており、生命力を高めるという信念が広く持たれています。

その他

 白珊瑚の化学式はCaCO3(カルシウムカーボネート)で、主にカルシウムと炭酸イオンから成ります。また、白珊瑚はその稀少価値から、資源保護や環境保全の観点から採取が制限されている地域も存在します。

8月の誕生石

一覧リンク

誕生石一覧

誕生花一覧