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8月の誕生石 サードオニキス

8月の誕生石 サードオニキス
ウィキペディアより

 サードオニキス(Sardonyx)は、潜晶質石英の一種であり、その名前はギリシャ語の「Sard(赤)」と「Onyx(爪)」から来ています。この名前は、この石が持つ独特の赤褐色と縞模様を表しています。サードオニキスはその特徴的な色彩と直線的な模様から、アゲートの一種ともされます。モース硬度は6.5-7で、その硬度と美しい色合いから宝石としての価値が高まり、様々な装飾品やアクセサリーに使用されています。

石言葉

 サードオニキスの石言葉は、「幸せな結婚」、「夫婦和合」です。これらの石言葉は、その美しい赤褐色と縞模様が象徴する愛と調和から来ています。特に、「夫婦和合」はその色と模様が持つ力から、夫婦間の絆を深め、互いの理解を促す効果を表しています。また、「幸せな結婚」の石言葉は、この石が持つ愛のエネルギーが、結婚生活に幸せと充実をもたらすという意味を込めています。

パワーストーンの効果

 サードオニキスは、持つ人に強力なパワーを与えるパワーストーンとされています。特に、夫婦和合や愛の象徴としての力があり、愛のキューピッドとしての役割を果たします。また、健康にも効果があり、家族を病気から守る力があるとされています。人間関係全般に幸運をもたらし、パートナーシップを安定させ、良好な友情を引き寄せる効果もあります。この石を持つことで、持ち主は自己主張を強め、一度決めたことをやり遂げる力を得ることができます。また、恋愛を守護し、男女間の恋愛を成就させる力もあります。

歴史

 サードオニキスは古くから人々に親しまれてきた石で、新約聖書に登場する「エルサレムの城」には12の城門があり、その門柱にはそれぞれ異なる宝石が埋め込まれているとされています。そのうちの一つにサードオニキスが使われていたという言い伝えがあります。また、古代エジプトや古代ローマではカメオ(浮き彫りが施された装飾品)を作る際の材料としてサードオニキスが使われていたとされています。戦いに向かうローマの兵士たちがお守りとしてサードオニキスで作られたカメオのリングを身につけ、溶けたロウに印を押すための印章としても使われていたという記録もあります。

伝承

 サードオニキスは古代から強力な保護力を持つ石とされてきました。悪意や嫉妬から持ち主を守り、悪事に巻き込まれないように保護すると言われています。これらの伝承はサードオニキスが持つ力とその美しい赤褐色が象徴する愛と調和に基づいています。また、持ち主に根気と集中力を向上させ、状況を好転させるためのアクションを起こせるようにするとされています。

その他

 サードオニキスは和名で赤縞瑪瑙とも呼ばれます。化学式はSiO2で、二酸化ケイ素から成る石英の一種です。独特の色彩と縞模様は、微量の鉱物成分によって生じます。サードオニキスはその美しい色合いと模様、そして強力なパワーから、古代から現代まで広く愛されてきた宝石であり、その価値は変わらずに続いています。

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