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12月8日 ジュニアシェフの日

 12月8日はジュニアシェフの日。食育の一環として、食文化、作法、食材などの知識を広めるために、食品卸売業・レストラン事業・旅館業・農業などを手がけるベストアメニティ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、12と8で「ジュニアシェフ」と読む語呂合わせから、12月8日とした。

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 食育を目的とした子供向け料理教室の企画、運営、開催は、子供たちに食に関する貴重な知識と経験を提供し、彼らの未来の食生活にポジティブな影響を与えることができます。食文化や作法、食材の知識を広めることで、子供たちは食べることの楽しみだけでなく、食に対する理解と尊敬の気持ちを深めることができます。

 まず、料理教室を企画する際には、地元の食文化や旬の食材を取り入れた教育プログラムを考えることが重要です。例えば、地元の伝統的な料理を作るクラスを設けたり、地元の農家や市場を訪問して、食材の産地直送の大切さを学んだりすることが考えられます。

 作法については、食事のマナーを教えることが含まれます。これには、正しい箸の使い方、テーブルマナー、食べ物を美しく盛り付ける方法などが含まれることが多いです。これらのスキルは子供たちが日常生活で役立つだけでなく、社会でのふるまいにも影響を与えるため、非常に価値があります。

 教室の運営にあたっては、教育カリキュラムだけでなく、参加する子供たちの安全も考慮する必要があります。調理器具の取り扱い方をしっかりと指導し、常に監視するスタッフを配するなどの対策を講じることが大切です。

 教室の開催は、学校や地域センター、公園などの公共のスペースを利用することが多く、これによりコミュニティとの連携も深まります。地域のイベントやフェスティバルと連携して、食育活動をより大きな規模で展開することも可能です。

 料理教室を通じて、子供たちには食材の選び方や食べ物の栄養価、料理の技術だけでなく、食文化の背景にある歴史や伝統についても学んでもらうことができます。これにより、彼らの食に対する興味と理解が深まり、健康的な生活の基盤を築くことが期待されます。

ジュニアシェフとは

 子供を対象とした料理の教授、教室の企画・運営・開催を指すもので、福岡県久留米市に本社を置き、食品卸売業・レストラン事業・旅館業・農業などを手がけるベストアメニティ株式会社が有する登録商標。