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4月8日 指圧の日

指圧の日

 4月8日は指圧の日。正しい指圧の普及を通して、人々の健康に貢献しようという目的で、一般社団法人日本指圧協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、釈迦生誕の日で、釈迦の慈悲の心は指圧の母心に通じるものがあるということと、(4)(8)」の語呂に似ていることから、4月8日とした。

指圧とは

 指圧(療法)とは、日本で生まれた民間療法の一種。指圧自体は古くからあるが、現在行われている施術は1827年に刊行された按腹図解(あんぷくずかい)(著:太田普斎)が元になっている。

 1957年に発行された厚生大臣指定講習会教本「指圧の理論と実技」では、「指圧法とは、徒手で母指、手掌等を用い体表の一定部位を押圧して生体の変調を矯正し、健康の維持増進をはかり、または特定の疾病治癒に寄与する施術である」と定義されている。

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 指圧は、日本が世界に誇る独自の治療法であり、その技法や効果は国内外で高く評価されています。手指や手掌を使って体表に圧を加えることにより、筋肉の疲労物質を除去し、筋肉を正常化させることで体の均衡を保つことを目的としています。この治療法は、あん摩やマッサージと異なり、「もむ」や「たたく」動作を行わず、様々な圧法や加圧の速度を調整しながら、体の深部にある筋肉や組織に働きかけます。

 指圧療法は、日常的な身体の不調や慢性的な障害のケア、健康維持・管理、スポーツパフォーマンスの向上支援など、現代社会における多様な健康ニーズに応えることができる治療法です。全国の治療院や医療機関、施設で活躍する指圧師は、人々の健康と福祉に貢献しています。

 指圧師は国家資格として認められた医療従事者であり、「あん摩マッサージ指圧師」の免許を取得することで、その技術を業として行うことができます。この資格は、指圧の技術だけでなく、広い範囲の医療知識を持つことの重要性を示しており、質の高い治療を提供するための基盤となっています。

 指圧は、その歴史と伝統、確かな効果に支えられ、今後もさらなる発展が期待されています。日本から生まれたこの貴重な治療法が、世界中の人々の健康と幸福に貢献し続けることを願っています。

記念日とかいろいろ

健康の記念日