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~今日は何の日?~

7月21日 ナツイチの日

ナツイチの日
引用元:集英社文庫

 7月21日はナツイチの日。「ナツイチ」とは集英社文庫が「夏休みに一冊、中高生にも文庫を手に取ってほしい」と1991年から毎年6月下旬から9月下旬まで実施しているキャンペーンで読書習慣を普及するのが目的。株式会社集英社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(7)ツイチ(21)」の語呂合わせから、7月21日とした。

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 夏休み、それは新しい冒険が待っている時間。日差しの中で、心を解き放ち、何か新しいことを始める最適な機会です。そんな夏の日々に、中高生の皆さんに特別なおすすめをしたい。それは、ひと夏の冒険として「文庫本を読むこと」です。文庫本は、その小さなサイズでありながら、無限の世界を内包しています。ページをめくるたびに、新しい知識、感動、考えを与えてくれます。

 読書は、ただの時間つぶしではありません。それは自分自身と向き合う時間、自分が知らなかった世界に触れ、新しい視点を得ることができる貴重な瞬間です。特に中高生の時期は、自己探求の旅の途中。読書を通じて、自分の興味や価値観を深め、将来の夢を見つける手がかりになるかもしれません。

 この夏、手に取ってほしい文庫本は、あなたが普段選ばないようなジャンルかもしれません。恋愛小説かもしれないし、SF、歴史、ファンタジー、ミステリーといったジャンルもあります。あるいは、人生について考えさせられる哲学書や、心に響く詩集かもしれません。大切なのは、新しい体験をすること。知らない世界に一歩踏み出す勇気を持つことです。

 文庫本一冊から得られるものは計り知れません。それは新しい友達を得るようなもの、あるいは未知の土地を旅するようなもの。文字から紡がれる物語は、あなたの想像力をかき立て、新しい発見へと導いてくれます。夏休みを利用して、一冊の文庫本を読み終えた時、あなたはきっと、心に残る何かを見つけることでしょう。

 だからこそ、この夏、一冊の文庫本を手に取ってみてください。その小さな一歩が、あなたの人生にとって大きな一歩となるかもしれません。文庫本と共に、忘れられない夏を過ごしましょう。読書が開く、無限の可能性をぜひ体験してみてください。

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