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~今日は何の日?~

8月18日 健康食育の日

 8月18日は健康食育の日。食の大切さを伝える食育活動を「健康食育」として普及させることを目的に、穀物(特にお米)を軸にした日本型食生活を推進し、健康で元気な人を増やすことを目指す一般社団法人日本健康食育協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、8と18で八十八=米という漢字になることから、8月18日とした。

 JHEは健康・食分野における人材育成のカリキュラムとして、「健康食育マスター講座」を運営し、健康食育の専門家を育成している。その他「健康食育を通じて日本の健康問題を解決」「国民の健康寿命の延伸に健康食育で貢献」をした個人・団体を評価表彰する「健康食育AWARD」の開催なども行っている。

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 「健康食育」という概念は、日々の食事が私たちの健康に直接的に影響を与えるという認識に基づいています。この活動は、食の大切さを伝え、特に日本の伝統的な食文化である穀物を中心とした食生活を推進することを目的としています。

 日本型食生活では、お米を主食として重視します。お米は長い歴史を通じて日本人の食生活に欠かせない存在であり、その栄養価の高さや文化的な重要性から、今日でも多くの日本家庭で日常的に消費されています。穀物は、単に腹を満たすだけでなく、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでおり、健康維持に必要なエネルギー源としても優れています。

 健康食育の推進にあたり、私たちは、食べ物への感謝の気持ちを持ちながらバランスの良い食事を心がけることが大切だと考えています。具体的には、五つの食品群すべてを適切に組み合わせることで、体のすべての機能が正常に働くよう支援します。また、季節ごとに旬の食材を取り入れることで、自然のリズムと調和し、食材本来の味を楽しむことができます。

 このように、健康食育を通じて、穀物を軸にした日本型食生活を推進することは、単なる健康の維持だけでなく、日本の伝統と文化を次世代に継承するための重要なステップです。子どもたちに食の原点を教え、健康で文化的な豊かさを有する生活を実現させるために、私たちの取り組みは今後も続けられます。