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~今日は何の日?~

6月10日 てっぱん団らんの日

 6月10日はてっぱん団らんの日。「てっぱん(ホットプレート)を囲んで食べる食卓=団らん」を提唱しているオタフクソース株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、鉄板を囲んでの食事は食育にも通じるとの思いから、食育基本法が成立日(2005年(平成17年)6月10日)にちなんで、6月10日とした。

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 家族や友人が集まり、てっぱん(ホットプレート)を囲む食卓は、まさに温かな団らんの象徴です。日常の忙しさを忘れ、みんなで食材を焼きながら、会話が自 naturallyに弾みます。お肉や野菜、シーフードといった様々な食材が、てっぱんの上でジューシーに焼きあがる様子は、食欲をそそり、同時に料理をする喜びも分かち合える瞬間です。

 このひとときは、お互いの日々の出来事を語り合ったり、笑い声が絶えない楽しい時間になります。子どもから大人まで、それぞれがお互いの好みに合わせて食材を選んだり、自分で焼いたりすることができるので、料理への興味や家族の絆も深まります。また、季節に合わせた食材を選ぶことで、旬の味覚を楽しむこともできます。冬なら鍋料理をてっぱんで楽しんだり、夏は焼きそばや焼き肉で暑さを吹き飛ばしたり。季節ごとの風物詩が、食卓をさらに彩ります。

 何よりも、てっぱんを囲む食卓は、家族が一つになれる場所。料理をしながら、時には手を取り合って協力し、美味しい一皿を完成させる過程は、単なる食事以上の価値があります。これらのひと時が積み重なることで、家族や友人との間に生まれる絆は、より一層強固なものになります。

 てっぱん(ホットプレート)を囲んで食べる食卓は、ただの食事の場ではなく、笑顔あふれる「団らん」の時間を提供してくれます。このシンプルでありながらも温かい食卓が、日々の生活に小さな幸せと豊かさをもたらしてくれるのです。

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