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2月2日の誕生石 ドロップ・パール

2月2日の誕生石 ドロップ・パール
引用元:wikipedia

 ドロップパールとは、しずく型、つまり涙滴型のパール(真珠)を指します。これは通常の円形のパールとは異なり、その形が滴や涙滴を思わせるためこの名前がつけられました。パール自体は、貝が体内に侵入した異物を包み込むために生成する物質であり、その過程で形成される結晶の積層によって美しい光沢を持つ宝石となります。

色や特徴

 ドロップパールは一般的に白色またはクリーム色を基調に、ピンクやブルー、シルバーなどの色味が加わることがあります。その特性上、形状は滴型であり、そのため一方が尖っており、もう一方が丸みを帯びています。海水産のパールは核を持つため、一般的には形が整っていますが、淡水産のパールは核を持たないため、ドロップパールのような不定形の形状になることが多いです。

石言葉

 ドロップパールの石言葉は、「最愛の人」であり、これはその独特の形状と美しい輝きが、愛と美しさを象徴しているからです。その滴型の形状は、涙や愛情、情熱の滴とも関連付けられ、愛する人への強い感情や尊敬の念を表しています。

パワーストーンの効果

 ドロップパールはパワーストーンとしても知られており、女性の持つ内面的な魅力を美しく輝かせる力を与えるとされています。また、精神をリラックスさせる効果もあり、持つ人に癒しと安らぎをもたらします。その独特の形状から優雅さを象徴し、持つ人に美と品格を授けるとも言われています。

歴史

 パールは古代よりその美しさと希少性から非常に価値のある宝石とされてきました。特にドロップパールはその独特の形状から、涙や愛情を象徴する宝石として古代から愛されてきました。その歴史は古代ローマや古代エジプトにまで遡ることができ、多くの王や女性たちがドロップパールを身につけてその美しさと権力を示してきました。

伝承

 パール、特にドロップパールは、月の雫や人魚の涙とも呼ばれ、守護の効果が強いと伝えられています。これは、パールが海の生物から産まれ、月の引力によって形成されるためです。また、パールが疲れた身体を癒し護るという伝承もあり、古代からヒーリングストーンとして使用されてきました。

その他

 ドロップパールは和名で「露玉」とも呼ばれます。パールの主成分はカルシウムカルボネート(CaCO3)であり、この成分が複数の層を成すことでその独特の光沢を発揮します。海水産パールと淡水産パールの両方でドロップパールが形成されることがありますが、淡水産の方が一般的に不定形のパールが多いです。