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2月19日の誕生石 水入り水晶(ウォーター・ドロップ・クォーツ)

2月19日の誕生石 水入り水晶(ウォーター・ドロップ・クォーツ)

 ウォーター・ドロップ・クォーツ、または水入り水晶は、クォーツ(二酸化ケイ素、SiO2)の結晶内部に、空洞が存在し、その中に古代の水と気泡が閉じ込められている特別な石です。クォーツとしての透明度と輝きを持ちながら、中に閉じ込められた古代の水と気泡がゆっくりと動き、見る角度によってその姿を変えるため、神秘的な美しさがあります。この特殊な水は、数千年、あるいは数万年前から閉じ込められており、太古の水「ヴァージンウォーター」とも呼ばれています。衝撃によりこの水が流れ出してしまわないよう、取り扱いには注意が必要です。

石言葉

 ウォーター・ドロップ・クォーツの石言葉は、「生命の源」です。この石は古代の水を内包しており、水は生命を育む基本的な元素であることから、この石言葉がつけられました。また、その美しさと神秘性から、「不老長寿」や「清らかさ」、「純真」、「再生」などの意味も持つとされています。

パワーストーンの効果

 ウォーター・ドロップ・クォーツは、その持つヒーリング効果が非常に高く、マイナスエネルギーを浄化し、持ち主の精神的なバランスを整えるとされています。また、古代の水がクォーツのパワーを増幅させると信じられており、心地良いエネルギーを周囲にも伝えることができます。生き生きとした気持ちを蘇らせ、持ち主に若々しさや活力を与えるともされています。

歴史

 ウォーター・ドロップ・クォーツの起源は、数千年、数万年、あるいはそれ以上前に遡ることができます。地球の強力な地殻変動や地質的なエネルギーによって水晶に生じた歪みやヒビから水が侵入し、その後の水晶の成長によって水が閉じ込められ、この特別な水晶が形成されたとされています。

伝承

 中国の古代の伝説では、ウォーター・ドロップ・クォーツの内部に閉じ込められた古代の水は、「不老不死の薬」とされ、皇帝たちがその水を好んで飲んだと言われています。この石が持つ「生命の源」という石言葉は、その伝説から来ています。

その他

 ウォーター・ドロップ・クォーツの和名は「水入り水晶」です。この石はその希少性から、宝石としてだけでなく、パワーストーンとしても人気があります。