カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

2月15日の誕生石 ピンク・ジルコン

2月15日の誕生石 ピンク・ジルコン

 ピンクジルコンはその名の通り、ピンク色をしたジルコンという鉱物の一種で、特にその明るい色彩とダイヤモンドに似た輝きが特徴です。ジルコンは純粋な形態では無色透明ですが、微量の不純物によって様々な色を呈します。ピンクジルコンはこれらの中でも特に女性に人気があり、その美しさから「産みの苦しみと喜び」の石とも称されます。

石言葉

 ピンクジルコンの石言葉は「産みの苦しみと喜び」で、これは出産の痛みとその後の喜びを象徴しています。また、この石は「愛による癒し」を象徴しており、過去の苦い経験や失敗を愛によって癒す力があるとされています。

パワーストーンの効果

 パワーストーンとしてのピンクジルコンは、持つ人の心を癒し、平和へと導く力を持つとされています。また、この石は持つ人やその周りの人々に、自分の中にある美しさや柔らかさを気づかせる効果があるとも伝えられています。出産の苦痛を軽減し、その後の喜びを増大させる力もあると言われ、女性のお産の御守りとして使用されることもあります。

歴史

 ジルコンは古代から存在する鉱物で、18世紀にスリランカで発見されたときには、その高い分散率からダイヤモンドの類似品として流通していました。その後、ジルコンが独自の鉱物であることが認識され、その美しさから多くの宝石愛好家に愛されるようになりました。

伝承

 ピンクジルコンは、「愛による癒し」を象徴する石として古くから伝えられています。また、出産の苦しみを和らげる効果があるとされ、女性のお産の御守りとして使用されることもあります。これらの伝承から、この石は愛と平和、そして生命の喜びを象徴しています。

その他

 ジルコンの和名は風信子石(ふうしんしせき)で、化学式はZrSiO4(ジルコニウムシリケート)です。モース硬度は7.5で、ダイヤモンドに近い光沢を示すため、魅力的な宝石として評価されています。また、この石は「ダブリング」という現象を示し、これはジルコンが高い屈折率を持つために、石を正面から見たときに稜線が二重に見える特徴です。

語源

 ジルコンの名前はアラビア語の「zarqun・朱色」もしくはペルシャ語の「zar・金色」に由来するとされています。これは、ジルコンが自然界で見られるさまざまな色を持つことから来ていると考えられています。