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2月7日の誕生石 カンゴーム

2月7日の誕生石 カンゴーム

 カーンゴームは、スモーキークォーツ(煙水晶)の一種で、その名前はその産地であるスコットランドのカンゴーム山脈から来ています。この水晶は、鮮やかな黒から深い茶色の色合いを持ち、非常に特徴的です。

色や特徴などの詳細

 カーンゴームは、その色合いから黒水晶とも呼ばれていますが、実際には濃い茶色の色調を持つことが一般的です。その濃色は、地中で天然の放射能にさらされた結果や内部に含まれるアルミニウムイオンの存在によるものと考えられています。しかし、具体的な原因はまだ完全には解明されていません。その鮮やかな色調と独特の結晶構造は、この石が一見するだけで認識できるような魅力を与えています。

石言葉

 カーンゴームの石言葉は「規律と守護」で、その強力なエネルギーと力強い色合いから、頑固さ、保護、力といった意味を象徴しています。また、持ち主に対する忠誠心や忍耐力を表現する象徴ともされています。

パワーストーンの効果

 カーンゴームは、そのパワーと独特の色合いから、魔除けやヒーリングのパワーストーンとして高く評価されています。具体的には、あらゆるマイナスエネルギーを浄化し、持ち主を邪気や悪運から守るとされています。また、パワーストーンとしてのモリオン(黒水晶)は、特に強力なスピリチュアルパワーを発揮し、悪霊を追い払う力があるとされています。

歴史

 カーンゴームの歴史は古く、古代の人々はこれを「クリュスタロス(Krystalos)」、つまり「氷の結晶」と呼び、その冷たさと透明感を尊重していました。その後、この石はスピリチュアルな儀式や祈りのアイテムとして使われ、その力を信じる人々によって広く受け入れられてきました。

伝承

 カーンゴームには古来から多くの伝承があります。特に、この石が持つ魔除けやヒーリングの力は、多くの文化や宗教で価値を見いだされ、古代から現代に至るまで様々な形で用いられてきました。

その他

 カーンゴームの化学式はSiO2で、二酸化ケイ素(シリカ)の結晶形態です。スモーキークォーツは、透明度と濃度によって異なる色合いと名前を持つため、カーンゴームはその独自の色合いからこの名前を持っています。なお、日本語での一般的な呼び名は黒水晶や煙水晶です。