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2月22日 猫の日

猫の日

 2月22日はねこの日。「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」という趣旨のもと猫の日制定委員会と一般社団法人ペットフード協会が制定した。

 日付は、猫の鳴き声から「にゃん(2)にゃん(2)にゃん(2)」の語呂合わせで、2月22日とした。

猫の豆知識

 猫が飼われ出したのは今からおよそ1万年前と言われており、農耕が開始され集落が出現した時期にネズミが数多く集まる穀物の貯蔵場所に現れ、棲みついたのが始まりと考えられている。また、愛玩動物としてネコ科のペットが飼われ出したのは、約5000年前の古代エジプトで飼われていたピューマが最古だとされている。

 ちなみに猫が日本に入ってきたのは奈良時代頃と言われている。

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 猫は、その魅力的な外見やユニークな性格から、世界中の多くの人々に愛されているペットです。彼らのクリクリの瞳やプニプニの肉球、柔らかな毛並みは、一度見たら忘れられないほどの魅力を持っています。猫の性格はマイペースで独立心が強く、一見冷たく感じることもありますが、その裏には飼い主への深い愛情が隠れています。突然甘えた声を出して飼い主にすり寄る姿は、多くの猫好きを魅了する瞬間でしょう。

 猫と人間の関係は古く、猫がペットとして人々と生活を共にするようになったのは、古代エジプト時代の約5,000年前と言われています。当時、穀物の倉庫でネズミが繁殖し、それを駆除するために猫が活用されました。しかし、最近の発見によれば、猫が人間と生活を共にしていたのはそれよりもっと古い、約9,500年前のことだったとも言われています。

 その後、猫はその可愛らしい外見や独特の性格から、単なる害獣駆除の役割を超え、ペットとして愛されるようになりました。古代エジプトでは、猫は神聖視され、猫を害することは厳しく禁止されていました。この愛される歴史はローマ帝国やアジアの国々へと広がっていきました。

 日本においても、猫は6世紀頃に伝わったとされ、平安時代には貴族たちによってペットとして愛されていました。現代でも、猫は家庭の一員として、または都市部のカフェなどで、多くの人々に癒しを提供しています。

 しかし、猫をペットとして飼う際には、いくつかの注意点や課題があります。しつけの難しさ、生活環境の整備、経済的な負担、日常の手間、そして病気やケガの際のケアなど、飼い主としての責任は決して軽くはありません。しかし、その努力や手間を超えた先にある、猫との共同生活の喜びや癒しは、きっと計り知れないものでしょう。

記念日とかいろいろ