1月5日の誕生石 ジルコン
ジルコンは、その美しい輝きと高い分散率により、しばしばダイヤモンドの代用品とされる天然石です。純粋なジルコンは無色透明ですが、トレース量の不純物が含まれることで多種多様な色調を呈します。その色は、無色、オレンジ、グリーン、ブラウン、褐色などがあり、これらは鉱物内の化学的な不均一性に起因します。
石言葉
ジルコンの石言葉は「やすらぎ」で、その心地よい輝きとゆったりとしたオーラから派生しています。ジルコンは、持つ人を静かで平和な心地へと導く力があり、周囲の人々にも、自分の中にある美しさや柔らかさを認識させます。この天然石は、穏やかな気持ちと、ストレスや混乱からのリリーフをもたらす存在として古くから愛されてきました。
パワーストーンの効果
パワーストーンとしてのジルコンは、心地よいリラクゼーションと平和を提供します。その高い分散率と美しい輝きは、精神的な安定を促進し、持つ人を穏やかで静寂な状態に導きます。特に、出産の苦しみを和らげる力があると伝えられており、産女のお守りとして利用されてきました。
歴史
ジルコンは、18世紀頃にスリランカで発見されました。その強烈な屈折率の高さが特徴で、正面から見た時の「ダブリング」という現象、つまり稜線が二重に見える特性から、ダイヤモンドとの類似性が注目されました。そのため、現地では品質の低いダイヤモンドと呼ばれていました。
語源
ジルコンという名前は、アラビア語の「zarqun」(朱色)またはペルシャ語の「zar」(金色)に由来するとされています。これは、ジルコンが呈する様々な色調、特に金色やオレンジ色のバリエーションにちなんだものです。
その他
ジルコンは、和名で風信子石(ふうしんしせき)とも呼ばれています。その化学式はZrSiO4で、ジルコニウムとシリコンを主成分としています。この鉱物は正方晶系に属し、その硬度は7.5と比較的高いです。比重は4.7で、劈開性はありません。人工鉱物であるキュービック・ジルコニアと名前が似ているため、しばしば混同されますが、ジルコンは正真正銘の天然石です。
ウィキペディアより
ジルコンは、化学式がZrSiO4の鉱物で、ジルコニウムのケイ酸塩です。その形状は正方形の結晶をとります。火成岩の中に小さな結晶として存在し、地球のあちこちで見つけることができます。さらに、その堅さと耐久性から、風化や変質に強く、砂岩などの中にも見つかります。オーストラリアのジャックヒルズでは、地球上で最も古い鉱物として見つかっています。
ジルコンの重さはその大きさに比べて重く、硬さも高いです。それは通常、色はないですが、不純物や結晶内部の欠陥により色がつくこともあります。また、ジルコンには微量のウランやトリウムが含まれており、それらが放射線を放出することでジルコンの結晶構造が変化することがあります。
ジルコンは年代測定のためによく使われます。それはウランやトリウムが豊富で、鉛が少ないため、これらの元素の放射線による変化を調べることで、鉱物がどれくらい古いかを推定することができます。また、透明なジルコンは美しいため、宝石としても使われますが、合成のキュービックジルコニアとは異なります。
1月の誕生石
1月の誕生石一覧
- ジェイド(翡翠)(1月1日)
- ランドスケープ・アゲート(1月2日)
- トパゾライト(1月3日)
- クリソコラ原石(1月4日)
- ジルコン(1月5日)
- スター・ガーネット(1月6日)
- アンモライト(1月7日)
- グリーン・トルマリン(1月8日)
- 透明グロシュラライト・ガーネット(1月9日)
- ゴールド(1月10日)
- ヘマタイト原石(1月11日)
- ゴールドストーン(1月12日)
- ロードナイト原石(1月13日)
- ライス・パール(1月14日)
- インド・スター・ルビー(1月15日)
- ブルー・ムーンストーン(1月16日)
- 不透明琥珀(1月17日)
- ローゼライト(ピンクガーネット)(1月18日)
- ビクスバイト(レッドベリル)(1月19日)
- スノー・フレーク・オブシディアン(1月20日)
- ピーコック・カラー・オパール(1月21日)
- スター・ベリル(1月22日)
- アレキタイプ・ガーネット(1月23日)
- ミルキークォーツ(1月24日)
- サードオニキス(1月25日)
- パイロープ・ガーネット(1月26日)
- アルマンディン・ガーネット原石(1月27日)
- ピンクトパーズ(1月28日)
- クリスタル・クォーツ(1月29日)
- パーティー・カラード・フルオーライト(1月30日)
- クリソベリル・アレキサンドライト・キャッツアイ(1月31日)