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1月20日の誕生石 スノーフレーク・オブシディアン

1月20日の誕生石 スノーフレーク・オブシディアン

 スノーフレーク・オブシディアンは、オブシディアン(黒曜石)という天然ガラスの一種で、黒い背景に白い模様が散りばめられた、雪片のような特徴的な模様があることから名付けられました。この模様は、主にクリストバライトと呼ばれる鉱物によるもので、冷却が急激に進むと形成されます。その結果、この鉱物の持つ美しい模様はまるで雪の結晶のようで、その名の通り雪片のような白い模様が広がることから「スノーフレーク・オブシディアン」と呼ばれています。

石言葉

 スノーフレーク・オブシディアンの石言葉は「愛の維持」です。この言葉は、深い黒の地に白い雪の結晶のような模様が散りばめられたこの石が持つ、変わらぬ愛情とその保持を象徴しています。愛情は時とともに色あせやすく、変わりやすいものですが、この石はその変わらぬ愛を維持する力を持つと言われています。そのため、スノーフレーク・オブシディアンは恋人同士や夫婦間で、愛情を深め、永続させるためのシンボルとしても使われます。

パワーストーンの効果

 スノーフレーク・オブシディアンは、古来より予言や儀式の際に使用され、また鏡としても使われてきた宝石で、無意識を映し出しトラウマを捨てさる手助けをしてくれるとされています。また、勉強にも効果があり、集中力が向上するとも言われています。その他にも、情緒のバランスを取る、安定した精神状態を維持する、内面の平和と清浄さを保つなど、心地良い精神状態を維持する力を持つと信じられています。

歴史

 オブシディアンは、その鋭利さから古代文明においては刃物や武器、道具などに使われてきました。また、メキシコのアステカ文明では、人身御供の祭祀で使われるほど神聖視されていました。その鋭利さとブラックとホワイトの独特のコントラストから、悪を避け、正しい道を示すシンボルとして扱われてきました。

伝承

 古代の文明では、オブシディアンはその鋭いエッジと美しい黒色から力と保護の象徴とされていました。また、その反射する面は未来を予見するためのツールとされ、多くの文化で占いや予言の道具として使われてきました。スノーフレーク・オブシディアンは、その特性を持ちつつ、雪の結晶のような白い模様が持つ純粋さと清浄さを象徴し、人間の精神を浄化し、新しい開始を促すとされています。

その他

 スノーフレーク・オブシディアン(和名:雪片黒曜石)は、化学組成において、主成分はSiO2(ケイ酸)で、約70%程度を占めています。モース硬度は5-5.5で、比重は約2.40です。オブシディアンは非晶質であるため、結晶構造を持たず、石英と同じ組成を持つガラス状の鉱物です。

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