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1月31日の誕生石 クリソベリル・アレキサンドライト・キャッツアイ

1月31日の誕生石 クリソベリル・アレキサンドライト・キャッツアイ

 アレキサンドライトキャッツアイは、クリソベリルの一種であり、その名前が示す通り、光源によって色が変わり、キャッツアイ効果も示す石です。太陽光の下では緑色を帯びた黄色を示し、白熱灯の下ではパープルの色合いを示すという、非常に特異な性質を持っています。この変色効果は微量のクロムイオン(Cr3+)の存在によるものとされています。

石言葉

 アレキサンドライトキャッツアイの石言葉は「迷いと選択と変身」であり、この言葉はアレキサンドライトが示す色の変化と、キャッツアイ効果の両方を象徴しています。昼と夜、人工光と自然光の中で異なる色を示すその特性は、「全てのものは変化する」という真理を表しているかのようです。それぞれの色が独自のメッセージを持っており、所有者に深い洞察力と理解を与え、迷いから解放し、選択の助けとなり、自身の変身を促します。

パワーストーンの効果

 アレキサンドライトキャッツアイは、非常に高いパワーを持つとされ、所有者の持つ才能を引き出し、どのような事にでも愛情を持って接することができると言われています。特に、第三の目(心眼)を開き、直観力を高め、高次元からのメッセージを聴くサポートを行うとされています。また、キャッツアイ効果により、邪悪なもの、悪霊から身を守ってくれるとされています。その中でも、ゴールドの光は金運を呼ぶパワーがあるとも言われています。

歴史

 アレキサンドライトは1830年にロシアのウラル山脈で発見されました。その昼間と夜間で色が変わる特性から、発見当時のロシア皇太子、アレキサンダー・ニコライビッチの名前を取って名付けられました。石が発見された日は、皇太子アレキサンダーの12歳の誕生日だったことから、特別な意味を持つこの石に彼の名前がつけられました。

伝承

 アレキサンドライトキャッツアイは、その変色効果とキャッツアイ効果から、多くの伝承が生まれています。持つ者に寛大な心を与え、人を許し受け入れることができるようになると言われています。また、希望を失わず、強い忍耐力で人のために尽くす人間になるための後押しをしてくれるとも伝えられています。

その他

 アレキサンドライトの化学式はBeAl2O4で、斜方晶系に分類されます。その光沢はガラス光沢で、硬度は8.5、比重は3.8とされています。主な産地はロシア(ウラル山脈)、スリランカ、ブラジルなどです。アレキサンドライトの和名は「金緑石」で、その名の通り、光源によって金色や緑色に見えることから名付けられました。

語源

 アレキサンドライトの名前の語源は、1830年にウラル山脈で発見された際、その特異な色の変化からロシア皇帝ニコライ1世に献上され、その日が皇太子アレクサンドル2世の12歳の誕生日であったことから、彼の名を取ってアレキサンドライトと名付けられました。

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