1月22日の誕生石 スター・ベリル
スター・ベリルは、名前の通りベリルグループに属し、その内部に結晶状の物質が含まれることで光の反射により六条の光(スター)を現す特性を持つ鉱物です。これはアステリズムという現象で、その美しい光芒はまるで星屑が散りばめられたような幻想的な光景を作り出します。その色は透明から淡い色合いのものが多く、その美しさと特異な光の反射現象から、多くの人々に愛されてきました。
石言葉
スター・ベリルの石言葉は、「恩寵」です。これは星のように輝くその美しさと特異な光の反射現象が、持ち主に神からの恵みや特別な寵愛をもたらすと考えられているからです。また、「希望」や「繁栄」、「寛大さ」を象徴するともされています。これはベリルが希望の石ともされており、その輝きが持ち主に希望をもたらし、繁栄と寛大さを育むという意味合いが込められています。
パワーストーンの効果
スター・ベリルは、太陽のように光り輝く色から希望を象徴としたパワーストーンとされています。その光は疲れた心や不安な状態から解放し、持ち主を元気で充実した状態に戻す効果があると信じられています。また、持ち主にリーダーシップや寛大さを育むともされ、グループのリーダーとしての資質を養い、人々を導く力を育てるともされています。
歴史
ベリルは古代エジプト時代から人々に愛されてきました。古代エジプトの女性たちはコスメティックとしてベリルを用いており、ギリシャやローマでもその美しさと特異な光の反射現象から魔除けとして用いられました。中世ヨーロッパでもその美しさから高く評価され、貴族たちの間で愛されてきました。
伝承
ベリルには多くの神話や伝承があります。古代ギリシャでは、ベリルは海神ポセイドンの宝石とされ、航海の安全と豊漁を祈る石とされました。また、中世ヨーロッパでは、その美しい光芒から幸運を呼び寄せる力があると信じられ、そのために魔除けとしても用いられました。
語源
「ベリル」の名前は、ペルシャ語の「ballur」に由来し、これは「結晶」を意味します。これはその特異な光の反射現象から、まるで結晶のように美しく輝く光を放つその姿を表しています。
その他
ベリル(和名:緑柱石)は、化学組成においてはBe3Al2(SiO3)6を主成分とし、結晶系は六方晶系を示す鉱物です。モース硬度は7.5~8、比重は2.67~2.90となります。また、主要な産地はブラジル、コロンビア、アフガニスタンなどがあります。
1月の誕生石
1月の誕生石一覧
- ジェイド(翡翠)(1月1日)
- ランドスケープ・アゲート(1月2日)
- トパゾライト(1月3日)
- クリソコラ原石(1月4日)
- ジルコン(1月5日)
- スター・ガーネット(1月6日)
- アンモライト(1月7日)
- グリーン・トルマリン(1月8日)
- 透明グロシュラライト・ガーネット(1月9日)
- ゴールド(1月10日)
- ヘマタイト原石(1月11日)
- ゴールドストーン(1月12日)
- ロードナイト原石(1月13日)
- ライス・パール(1月14日)
- インド・スター・ルビー(1月15日)
- ブルー・ムーンストーン(1月16日)
- 不透明琥珀(1月17日)
- ローゼライト(ピンクガーネット)(1月18日)
- ビクスバイト(レッドベリル)(1月19日)
- スノー・フレーク・オブシディアン(1月20日)
- ピーコック・カラー・オパール(1月21日)
- スター・ベリル(1月22日)
- アレキタイプ・ガーネット(1月23日)
- ミルキークォーツ(1月24日)
- サードオニキス(1月25日)
- パイロープ・ガーネット(1月26日)
- アルマンディン・ガーネット原石(1月27日)
- ピンクトパーズ(1月28日)
- クリスタル・クォーツ(1月29日)
- パーティー・カラード・フルオーライト(1月30日)
- クリソベリル・アレキサンドライト・キャッツアイ(1月31日)