1月7日の誕生石 アンモライト
アンモライトは、その虹色の輝きから「自然の芸術」とも称される美しい宝石です。アンモライトの色鮮やかな有色効果は、アラゴナイトという真珠層と同じ成分がアンモナイトの化石に浸透し変化したもので、厚さは0.5~0.8mmと非常に薄いです。アメリカとカナダのロッキー山脈から産出され、特にカナダのアルバータ州は世界最大の産地として知られています。
石言葉
アンモライトの石言葉は「過去の思い出」です。これは、アンモライトが太古のアンモナイトの化石から生まれたことに由来し、それは過去から現在へと連続する時間の流れや、生命の永遠性を象徴しています。また、化石となった後も再び輝き出し、宝石としての価値を見出されたことから、古い記憶や経験が今の自分を形成する大切さを示しています。
パワーストーンの効果
パワーストーンとしてのアンモライトは、持ち主に幸運をもたらすとされています。何億年もの時間を経て生まれ変わり、美しい輝きを放つアンモライトは、過去に縛られることなく前進し、新たな可能性を開く力を与えてくれると信じられています。
歴史
アンモライトは比較的新しい宝石で、1979年に初めて発見され、1981年に公式に宝石として認定されました。アンモライトの由来となったアンモナイトはデボン紀から白亜紀にかけて生息していた頭足類で、その化石は大きなもので1メートルを超えるものもあります。
その他
アンモライトは別名をコーライトとも呼び、またカイナー族の言葉で「小さいありふれた石」を意味するアーポーク(aapoak)とも呼ばれています。化学式はCaCO3(カルシウムカーボネート)で、モース硬度は4であり、傷つきやすいので取り扱いには注意が必要です。
ウィキペディアより
アンモライトは、アンモナイトの化石の特殊なもので、色の変化(遊色効果)が見られる宝石として認識されています。この鉱物は、主に北米のロッキー山脈の東側に存在します。1981年に、世界宝石連盟はアンモライトを正式な宝石と認定し、2004年にはカナダのアルバータ州の公式な州の宝石とされました。
アンモライトは、アンモナイトの化石が特殊なプロセスを経て形成されます。アンモナイトは昔の海洋生物で、頭足類(イカなど)の一種で、貝殻を持っていました。白亜紀初期に生息したアンモナイトが化石化し、アンモライトとして産出します。その色彩は、化石化によって変化した霰石(あられいし)という鉱物の微細構造に由来します。良質なアンモライトでは、虹色のような色彩が見られます。
アンモライト自体は非常に薄く、大体0.5-0.8ミリメートルです。自然の状況によっては剥片化したり、白化したりすることもあります。アンモライトは、アンモナイトの化石が鉄やマグネシウムなどの微量元素で満たされることによって形成されます。
ただし、「オパール化したアンモナイト」という表現は誤解を招く可能性があります。アンモライトとオパールは、鉱物の組成が異なります。オパールは主に二酸化ケイ素で構成されていますが、アンモライトはその成分が異なります。
1月の誕生石
1月の誕生石一覧
- ジェイド(翡翠)(1月1日)
- ランドスケープ・アゲート(1月2日)
- トパゾライト(1月3日)
- クリソコラ原石(1月4日)
- ジルコン(1月5日)
- スター・ガーネット(1月6日)
- アンモライト(1月7日)
- グリーン・トルマリン(1月8日)
- 透明グロシュラライト・ガーネット(1月9日)
- ゴールド(1月10日)
- ヘマタイト原石(1月11日)
- ゴールドストーン(1月12日)
- ロードナイト原石(1月13日)
- ライス・パール(1月14日)
- インド・スター・ルビー(1月15日)
- ブルー・ムーンストーン(1月16日)
- 不透明琥珀(1月17日)
- ローゼライト(ピンクガーネット)(1月18日)
- ビクスバイト(レッドベリル)(1月19日)
- スノー・フレーク・オブシディアン(1月20日)
- ピーコック・カラー・オパール(1月21日)
- スター・ベリル(1月22日)
- アレキタイプ・ガーネット(1月23日)
- ミルキークォーツ(1月24日)
- サードオニキス(1月25日)
- パイロープ・ガーネット(1月26日)
- アルマンディン・ガーネット原石(1月27日)
- ピンクトパーズ(1月28日)
- クリスタル・クォーツ(1月29日)
- パーティー・カラード・フルオーライト(1月30日)
- クリソベリル・アレキサンドライト・キャッツアイ(1月31日)