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3月26日の誕生石　プラチナ原石

　プラチナ原石は、その美しい輝きと、酸やアルカリに対する高い耐性を持つことから工業用や宝飾用に広く利用されています。その外観は銀色で、原石の状態では不規則な形状をしています。さらに、展性と延性に富むため、細かな加工が可能であり、それがプラチナが宝飾品によく使用される理由の一つとなっています。

石言葉

　プラチナ原石の石言葉は「多感な心」です。この石は感受性や感性を高めるとされており、身につけることで新たな視点や考え方を持つ助けとなります。また、その美しい輝きは、内なる美しさや感性を引き立て、自己表現や創造性を高める力があるとされています。

パワーストーンの効果

　パワーストーンとしてのプラチナ原石は、成功への道を開く力があるとされています。その力は持ち主の目標達成に対するモチベーションを高め、困難を乗り越える力を与えます。また、プラチナは他のパワーストーンとの相性が良く、特に洞察力を高める効果があると言われています。

歴史

　プラチナは約240年前に南米コロンビアでスペイン人によって発見されました。その際には「プラタ・デ・ピント（ピント河の銀）」と呼ばれていました。この発見以来、その美しさと耐性から工業用や宝飾用に多様に利用され、貴金属の一つとして珍重されるようになりました。

伝承

　プラチナの美しさと希少性から、古代の人々はそれを神聖視し、神々からの贈り物として扱われることがありました。また、プラチナの高い洞察力を身につけるとされる効果は、持ち主に新たな視点や感性を開く手助けをし、持ち主の内なる美しさを引き立てると言われています。

その他

　プラチナは元素記号Ptで、原子番号78の元素で、その化学式はPtです。プラチナはその美しい輝きから「ホワイトゴールド」や「白金」と混同されることがありますが、それぞれ全く異なる素材です。特にプラチナはその希少性から、金や銀よりも高価であることが特徴です。さらに、プラチナを含有する原鉱石は非常に少なく、約1トンの原石からわずか3g程度しか採取できないとされています。このため、プラチナは非常に希少で高価な宝石とされています。