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3月10日の誕生石　真鍮

　真鍮は、銅と亜鉛を混合した金属であり、その合金の割合によって色や硬度が変わります。銅が60～80％、亜鉛が20～40％の合金が真鍮と定義されます。一般的には、銅60％、亜鉛40％のものを「六・四真鍮」、銅70％、亜鉛30％のものを「七・三真鍮」と呼びます。その独特の黄金色調が特徴的で、銅と亜鉛の比率によりその色調は変動します。

石言葉

　真鍮の石言葉は「大人の恋」で、成熟した愛情や深い理解を象徴しています。また、真鍮は迷いや困惑をリセットし、前向きな姿勢を取り戻すという意味も含まれています。

パワーストーンの効果

　パワーストーンとしての真鍮は、健康で精神的に安定した生活をサポートすると言われています。また、その耐腐食性と長持ちする特性から、長寿のお守りに用いられることもあります。また、リュウマチや痙攣予防になるという伝承もあり、身に着けることで身体の健康を保つ効果があるとされています。

歴史

　真鍮は古代から様々な用途で用いられてきました。特に、中世では最も固い金属とされ、キリスト教の象徴として用いられました。また、江戸時代の日本では小銭の材料としても利用されました。

伝承

　真鍮は健康を守る力を持つという伝承があり、その性質を活かしてジュエリーとして身につけることで、病気の予防や健康増進に役立てられてきました。

その他

　真鍮は「黄銅」、「こうどう」、「おうどう」とも呼ばれ、様々な形に加工できるため、多くの製品に用いられます。日常生活においても、5円玉など、様々な場所で使用されています。また、加工が容易でありながら安価なことから、高級ジュエリーだけでなく、一般的なアクセサリーの素材としても広く用いられています。