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3月16日の誕生石　ローズ・クォーツ

　ローズクォーツは、クォーツの一種で、その特徴的なピンク色から薄紅色の色調は、内部に含まれる微量のマンガン、鉄、チタンに由来します。微細なルチル（金紅石）の針状結晶に反射した光が干渉することで、この美しい色彩が引き立たされています。その美しい色合いから、紅水晶とも呼ばれています。化学的には二酸化ケイ素（SiO₂）で構成され、モース硬度は7、比重は2.66となっています。なお、通常は半透明であり、透明なものは稀であり、ブラジルの一部で産出されます。

石言葉

　ローズクォーツの石言葉は「愛を伝える」で、これはその色と共鳴する穏やかなエネルギーが恋人たちに心の通じ合いをもたらすとされるからです。愛と平和を象徴するとされ、その柔らかな愛のエネルギーは持つ人を柔らかな波動で包み込み、感情面での安定を促し、真実の愛と美的感覚に目覚める力があるとされています。

パワーストーンの効果

　ローズクォーツは、愛と平和を象徴するパワーストーンで、恋の成就や女性性を高め、内面の美しさを輝かせることをサポートします。また、出会いとチャンスを与えてくれ、精神的な潤いを与え、愛を育てるパワーを吹き込むとも言われています。そのため、パートナーシップの強化や新たな恋愛のチャンスを引き寄せるためのパワーストーンとしても用いられます。

歴史

　ローズクォーツは古代ローマやエジプトで美容に用いられていた宝石で、特に女性たちの間で愛されてきました。これは、その美しいピンク色が愛と美の象徴とされ、女性性を強調するとされていたからです。

伝承

　ローズクォーツは、愛と美の女神アフロディーテを象徴する宝石とされています。また、市場ではアフロディーテの石とも呼ばれ、恋愛や美容に関する力を持つと信じられています。

その他

　パワーストーンとしてのローズクォーツは、慈愛、優しさ、和やかさを象徴すると言われています。愛と魅力を高め、母性的なエネルギーで愛を育み、心を癒す効果があるとされています。また、誕生日石は「ローズクォーツ」で、その宝石からのメッセージも「愛を伝える」です。そのため、愛情の深いメッセージを伝えたい時には、ローズクォーツを贈ると良いでしょう。