9月2日の誕生花 ヒルザキツキミソウ
ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草、学名:Oenothera speciosa)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年生植物で、北米を原産としています。日本では帰化植物として、各地に自生しています。葉は披針形で互生し、波状の鋸歯が葉縁にあります。草丈は30-60cmほどで、直立する枝の先に白または薄いピンク色の花を初夏から長期間咲かせます。4枚の花弁と、8本の雄蕊、先端が十字型をした雌蕊を持つ花は、昼間に開きます。そのため、「ヒルザキツキミソウ」、「昼咲き月見草」という名前がついています。
花言葉
ヒルザキツキミソウの花言葉は「安らぎの時」です。これは花が昼間に開き、日中の喧騒から解放され、ゆったりと時間を過ごすことができる安らぎの時間を表現しているとされています。
メッセージ
ヒルザキツキミソウを贈るときのメッセージは「私と一緒にゆったりとした時間を過ごしましょう」です。これは花言葉の「安らぎの時」にちなみ、共に過ごす穏やかな時間の価値を伝えるためのものです。
名称
ヒルザキツキミソウの名前は、花が昼間に開くことから「昼咲き」を、「月見草」という名前がついた夜に咲く花に対して「ツキミソウ」をつけたものです。そのため、「昼咲き月見草」という和名がついています。一方、学名のOenothera speciosaは、「美しい夜開花植物」を意味します。
その他
ヒルザキツキミソウは丈夫で、野生化して荒地でも生育します。また、庭や花壇などでも栽培され、長い開花期間と鮮やかな花色が観賞価値を高めています。そのため、花壇や駐車場の脇、道端などでもよく見かけます。また、花には芳香があり、これが蛾などの虫を引きつけて受粉を促します。しかし、自家受粉も行うため、人間の介入がなくても繁殖することが可能です。
9月の誕生花
9月の誕生花一覧
- 桔梗(9月1日)
- 昼咲月見草(9月2日)
- コスモス(9月3日)
- セイタカアワダチソウ(9月4日)
- 鶏頭(9月5日)
- 猫のひげ(9月6日)
- ブルースター(9月7日)
- 鳳仙花(9月8日)
- 大菊(9月9日)
- 秋海棠(9月10日)
- ムクゲ(9月11日)
- クレマチス(9月12日)
- カンナ(9月13日)
- リコリス(9月14日)
- 鬼百合(9月15日)
- ペンタス(9月16日)
- 河原決明(9月17日)
- 竜胆(9月18日)
- サルビア・スプレンデス(9月19日)
- 彼岸花(9月20日)
- サンダーソニア(9月21日)
- 茜(9月22日)
- ピレスラム(9月23日)
- エリンジウム(9月24日)
- 紫紺野牡丹(9月25日)
- 蕎麦(9月26日)
- 風船カズラ(9月27日)
- シオン(9月28日)
- 藤袴(9月29日)
- シュウメイギク(9月30日)