9月3日の誕生花 コスモス
コスモス(学名:Cosmos bipinnatus)は、キク科コスモス属の一年生植物で、高さは2-3mになります。原産地は熱帯アメリカで、1789年にメキシコからスペインのマドリード王立植物園に送られ、そこでアントニオ・ホセ・カヴァニレスによってCosmosと名付けられました。茎はよく枝を出し、葉は対生して二回羽状複葉となり、細かく裂けてほぼ糸状になります。秋になると、花径6-10cmの頭花を咲かせ、周囲の舌状花は白から淡紅色、あるいは濃紅色、中央の筒状花は黄色となります。舌状花は通常8個です。
花言葉
コスモスの花言葉は、「女性の優美」、「平和な心」、「思い出の愛」などがありますが、ここでは「女性の優美」に注目しましょう。「女性の優美」は、コスモスの優雅で美しい姿が、女性の美しさや優雅さを象徴することからつけられた花言葉です。舌状花の繊細な美しさと、風に揺れる優雅な姿が、女性の美しさと内面の優雅さを表現しているとされています。
メッセージ
コスモスを贈るときのメッセージは、「あなたの優美さに心からの敬意を表します」です。これは花言葉の「女性の優美」に基づいており、贈る相手の美しさや優雅さを称賛し、その美しさを心から尊敬し尊んでいることを伝えるためのものです。
名称
「コスモス」という名前は、ギリシャ語の「kosmos」から取られており、「調和」や「秩序」を意味します。花の咲き方が整然としていることから、この名がつけられました。また、日本では「秋桜」とも呼ばれ、秋に美しく咲く姿が桜に見立てられ、この名がつけられました。
その他
コスモスは、他の一年草と同様に種子から育てることが一般的で、特に育てやすいことから初心者にもおすすめの花です。初夏に種をまくと、秋には美しい花を楽しむことができます。また、自然と種が飛散して増えるため、一度植えると毎年花を楽しむことができます。そのため、花壇や駐車場の脇、道端などでもよく見かけます。また、花には芳香があり、これが蛾などの虫を引きつけて受粉を促します。しかし、自家受粉も行うため、人間の介入がなくても繁殖することが可能です。9月の誕生花
9月の誕生花一覧
- 桔梗(9月1日)
- 昼咲月見草(9月2日)
- コスモス(9月3日)
- セイタカアワダチソウ(9月4日)
- 鶏頭(9月5日)
- 猫のひげ(9月6日)
- ブルースター(9月7日)
- 鳳仙花(9月8日)
- 大菊(9月9日)
- 秋海棠(9月10日)
- ムクゲ(9月11日)
- クレマチス(9月12日)
- カンナ(9月13日)
- リコリス(9月14日)
- 鬼百合(9月15日)
- ペンタス(9月16日)
- 河原決明(9月17日)
- 竜胆(9月18日)
- サルビア・スプレンデス(9月19日)
- 彼岸花(9月20日)
- サンダーソニア(9月21日)
- 茜(9月22日)
- ピレスラム(9月23日)
- エリンジウム(9月24日)
- 紫紺野牡丹(9月25日)
- 蕎麦(9月26日)
- 風船カズラ(9月27日)
- シオン(9月28日)
- 藤袴(9月29日)
- シュウメイギク(9月30日)